渇水

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 一カ月前の、あの連日雨続きだったあと、

くっきりとした白い雲が浮かぶ青い空の下で、

 

この時を待っていました,と言わんばかりに

今年初めて種を蒔いた紅花が,一斉に開花した。

 

 

雨を嫌うと聞いていた。

 

確かにお日様が似合いそうな花。

 

想像していたより1つ1つの花は小さくて、

同じ頃に土手に咲くアザミと似ている。

 

といっても色の違いや葉のトゲトゲがないからか、

全体の印象はかなり別。

 

そして、

 

開花して数日たつうちに、

徐々に花びらが赤く染まっていく様子が、

これまた不思議。w川・o・川w

 

 

 藍の葉も、茎が折れたものの先の葉は

じきに乾いて緑から青色に変化する。

 

この花を

昔の人が染めの材料に使おうと考えついたのが、

解るような気がした。

 

 

 

紅花を育てる気になったのは、

花を乾かしてとっておいて染められる、

と聞いたのと、

 

紅花だったら藍のように

猪やお猿、空の鳥も、狙わないんじゃないかな?

と思ったから。

 

とりあえず、

今年は種蒔きは、種屋さんで購入した小さな種袋1つ分。

 

(こちらはマリーゴールト。これも染めの原料。)

 

 雨続きのあとの晴れ続きは、

紅花にとっては好条件だったのか、

無事来年の種が取れたが、

 

他の作物にとって、
この雨なしの猛暑は、なかなか過酷だった。

 

たまに雨雲が湧いても、

しばらくするとどこかへ消えてしまい、

またぎらぎらと太陽が照りつける。

 

朝露も次第に減り、

順番に葉が枯れていく。

 

夏野菜は乾燥好きなトマト以外、全員こぶり。

きゅうりは苦味が出てしまった。

 

 

 豆科の野菜は花の咲く今時期、

特に水を欲する。

 

ベジタリアンな我が家にとって、

豆科の野菜の収量はとても重要。

 

大豆、小豆、いんげん豆、

みんなここまで順調に元気に葉を茂らせ、

実りの時期にむかってきた。

 

あまりの乾燥ぶりに、

例年なるべくしないことにしている水やりを、

場所によって作物によって、開始した。

 

 

(とうもろこしは、最初ハクビシンに数十本とられた後、ネットと電柵で害を防ぎ、無事収穫できた。)

 

 それでも山が、

しっかり水を貯めてくいれていたおかげで、

沢水から田んぼにつながる水路は常に豊かに水が流れ、

 

家で常時暮らしに使う山水も、

事欠くことはなかった。

 

4年前まで暮らした地域では、

やはり雨降らずの年に、

渇水で田んぼも畑もひび割れ、

家の前に流れる山水も、

ぽとぽと程度に減ってしまったことがあった。

 

ポンプでわずかに流れる水を集めて田んぼに入れたり、

滴り落ちる程度の水をやかんに貯めて大切に使ったり、

 

あの時の不安な気持ちを思い出すと、

この山からの恵み、潤いは、

本当に本当にありがたい。

 

(収穫は子ども達におまかせ。鎌と籠を持って行き、1日分取ってきてすぐにゆでる。

 先日、最後に残っていた数本を収穫した。)

 

 


 

 

 早めに下葉を枯らし、トウ立ちしていくもの、

逆に、雨を待つように開花の時期を遅らせているかのように思えたもの、

それぞれの作物が、この状況をじっと耐えていた。

 

時折降るわずかな雨のあとに見せる活気、

実を結び種を残す準備をしている彼らの姿を日々畑の中で眺めていると、

そこにはやはり、静かな感動があった。

 

 

 

(ごぼうも花の時期 )

 

 そうやって一か月。

いつになったら降ってくれるのか、

降って欲しい、降って欲しいと願い続けていた雨が、

お盆入りと同時に降った。

 

ほんのちょっぴり、お湿り程度でなく、

雨は数日続いたことにより、、

水は土の奥まで浸み、作物達の根に届いた。

 

子ども達とは、

ここのご先祖様たちが雨雲を連れてきてくれたのかも、と話した。

 

 (胡麻もかわいらしい花を咲かせている。)

 

 雨がこれまでの暑さを拭い去り、

作物は、この数日で生き生きし始め、

根元近くから新芽が吹きだしたり、

花の数を増やしている。

 

最終的な収量にどこまで結びつくかはわからないけれど、

雨に当たって息を吹き返した彼らが発しているエネルギーは、

畑にいると、雨あとの涼しい風といっしょに、心地よく伝わってくる。

 

 


  和合ではお盆を終えると、もう秋。

 

朝夕は急に冷え込み始め、

長袖が欲しくなってきた。

 

畑は雑穀の収穫を皮ぎりに収穫期に入り、
平行して秋蒔き野菜の準備を進めていく。
 
 

 

 

 極暑を越えた畑の作物達の残す実の数は、

当然例年より少ないことを予想している。

 

収穫量が少ないということは、

その分収穫時に感じるありがたさが増すということ。

 

毎年追っかけられるように過ぎていくこれからの数か月、

あの暑さ、雨の無かった毎日を思い出して、

それに耐えた作物達からの贈り物を大切に頂こうと思う。

 

 

 
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<さわんどネットショップよりご案内>

 

渇水が続いた影響で、

8月20日まで藍の生葉の発送を一時停止していました。

 

発送の再開は予定通り8月20日以降となります。

 

20日以後の到着希望の日にちについてはご相談ください。m(_ _ )m


 

 


 

 

 昨年の夏から時満くんを中心に子ども達と作ってきた

アースバックハウス式お風呂。

 

(振り返りの記事)

https://ameblo.jp/natsu-nakaya/entry-12333312852.html

 

 

骨組みができて屋根の基礎も完成し、

いよいよ土のう袋の上に土壁をのせる段階へ。

 

 

もらってきてあった土と藁を練って、

 

 

私が畑に通う間、

 

 

来る日も来る日もひたすら

 

 

壁塗りな毎日が続いた。

 

 

 

間で屋根の板張りも。

 

 

そして、漆喰を塗って、

 

 

これいったいどうなっちゃうの?的な土のう袋を積んであった頃の姿は

想像もできないような外観に w川・o・川w。

 

全体傾いて慌てて補強でたてた柱も、

今となればもともと計画されて立っているかのごとく。(^ε^)♪

 

 

小さな窓が3つは、やっぱりかなり小さいので、

あまり光は入らず、換気具合は今のところビミョウも、

 

 

扉がついて、

 

 

最後に太陽光温水器を移動して、

ついに二口の蛇口からは、お湯と冷たい山水が出た時は、

やっぱり感動。

 

 

ところで、

少し前からご近所さんから

この辺りの言い伝えでは、

新しいお風呂場が完成した時に最初に入るのは丑年生まれの人、

ということを聞いた。

 

それに従うとすれば、

なんと、全然このお風呂の建築に関わっていなかった私が

いの一番に入ることに ━━━(゚o゚〃)━━━!!!

 

ええ?いいんですか ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

いや、さすがに申し訳ないでしょ。(^^ゞ

 

でも、習慣は大切だから守らないとね~、ヽ(;´Д`)ノ

 

ということで、いざ入浴 (*^o^*)

 

 

・・・の感想は、
 

まだ明るい時間だったので、

電気はつけずに、窓からの自然光に頼ることにしたので余計に、

 

ほの暗い中で、

漆喰のぬくもりのある白がとても美しくて、

 

さらに分厚い土壁が外の音も世界も遮断してくれ、

そこだけ異空間という雰囲気。

 

はぁぁ~~

なんたら落ち着くんでしょ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

これまで3年半使ってきたブルーシート囲いの半露天風呂も、

冬寒い以外は、利用してて特に問題感じてなかったのに、

 

4方向ぐるりと

しかもちゃんと「壁」で囲まれたお風呂って、

 

やっぱりお風呂らしいっていうか、

 

こうあって欲しかったと思ってたことに

今更気づいちゃった、みたいな、

 

そして、これで冬になったら、

さらに暖かいという喜びが加わるわけで・・(≧∇≦)

 

それはかなり今から楽しみデス ( ´艸`)

 

 

 

そんなわけで、普段カラスの行水な私も、

この日はいつもよりのんびり湯船につかったのでした。

 

ああ、丑年ってことで初めて得したかも。笑

 

いやあ、お風呂完成、めでたい。

みんなお疲れさん、ありがとう  ヾ(@^▽^@)ノ

 

そしてこれまで3年間活躍してくれた木桶風呂、

今までどうもありがとう m(_ _ )m

 

 

 

 

 

 

 

瓢箪+ハト麦=?

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 友達からもらってあったアフリカの12弦ギター。

 

弦の調整ネジがすぐに緩んでしまうらしく、

生きている本体部分を使って作り替えることに。

 

 

 

 

 

弦は購入。

 

 

なかなか良い音♪

 

 

 

 

 

 笑’の10歳の誕生日プレゼント、

なにがいいか思いつかないので、

兄弟で楽器で遊んでいる時の、笑’でも入りやすい楽器にしたら?

と言ってみた。

 

レインスティックとか、トライアングルみたいな、

誰でも練習なしで、

その場でぱっと入れるような楽器が増えたらいいな、

と思っていたところ。

 

早速

3年前に育てて、何かに使おうと思ってずっととっておいた瓢箪を使って、

作り始めた。

 

 

糸を通せる豆とかない?と聞かれて、

本来は数珠玉を使うということから、

昨年お茶用に栽培したハト麦を思いついた。

 

これがなかなかいい塩梅 (^ε^)♪

 

 

 

 

焼き鏝で模様を描いて完成♪

 

ハト麦がジャラジャラと瓢箪に当たって鳴る感じ、

思ってたよりパワフル。

 

育てたものから楽器、

素敵です ( ´艸`)。

 

 

 

 

 

 

 

 夏、再び「天竜舟下り」での舟頭のアルバイトが始まった。

 

と思いきや、

今年からラフティングボート部門に入ることになったらしい。

 

時満くんは別会社でラフトガイドを、

かれこれ16年続けている。

 

親子でラフトガイド、 

しかも同じ天竜川、

ほぼ同じコースをくだる。

 

(台所の奥のスペース。地面がずっと土だったところを、鉄平石を使って固めた。)

 

 春からのトレーニング期間を経て、

いよいよ一人立ち。

 

車の方は若葉マークが取れたところ。

今度はラフトボードに貼るのがいいかも・・。

 

そんなことしたら、誰もお客さん、

乗ってくれないかな 笑。

 

 

そういえばまだ私、

ラフトに乗ったことなくて・・・

 

山も川も好きだけど、

基本的にスピードと高い所が苦手なので、

 

こんな環境に暮らしながら、

川で深い淵に飛び込むとか、

スキーとか(スキー場は家から車で20分くらい)

 

さらさらやる気ナシ。(^^ゞ

 

ラフトはそんな危険な感じしないし、

(そういえば流れる、流される?のもこわ~い (。>0<。))

操縦も自分の責任じゃないから

(→って言ったら、ガイドさんに怒られるかも)、

こんな私でも多分楽しめるだろうし、

 

一家族の中に2人もガイドがいる状況になるという話から、

「家族みんなでくだってみたいね(3兄妹は経験済み)」

みたいな話題もでているので、

 

どこかでチャンスが作れれば、

Fuさんガイド、よろしくお願いします。m(_ _ )m

 

 

 

などと思いながら、

今日もこれからお弁当作り。

 

 

(作業中、突然開店した Barber Wac)

 

 

そういえば、しっかり稼ぐようになってるのに、

いまだに出かける時は、1食分はお弁当。

 

依頼してくれるのは嬉しいこと。
 
今日もなんだか暑くなりそう。
 
まずは藍の収穫。
これをUPして、本日の活動開始!
 

16歳の初試験

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ごはん作り中も、

 

 

 

空いた時間は、ひたすら教本とにらめっこ。

 

人生初めての試験にむけて、1か月の間猛勉。

 

・・・ちゃんと最初に名前書くんだよ。

名前書かないと、0点だからね。

 

・・・試験って時間制限あるから、

わかんないのはとりあえず飛ばして、次の問題にいくんだよ。

 

こっちができることったら、

そんなアドバイスくらい.。

 

 

その間に迎えた16歳の誕生日は、

半年くらい伸ばした髪をバッサリ。

 

てか、まだ母カットでOKなのね・・・(^o^;)

 

 


 ケーキは笑’が焼いて、

年の本数のろうそくを立てて歌うのも、

全員手作りプレゼントするのも変わらずも、

 

もうケーキ1個丸ごと食べることからは卒業だし、

当日行きたい場所も考えつかないので、

 

 

大雨後、川の流れが落ち着き始めた和知野川の下流へ家族でG0 ♪

 

 

家を離れると、日常が抜けて、

やっぱり気分が変わる。

 

この農繁期にむかえる2連続の誕生日は、

神様がくれた家族の休日。

 

 

 

 

 

そして・・・

人生初試験、原付免許取得は、

昨日無事クリア。

 

よかったね。v(^-^)v

 

 

 

16歳。

 

Fuが迎えた時と同じに、

もうこっちから伝えたり、教えた方がいいことって、

思いつかないなあ。

 

会話も、こっちからの相談だったり、

すっかり同等で、

最近なんてカバーされることも増えてきたし、f^_^;

 

もうどこでもやってける感じで、

なんの心配もないよ。

 

あとはいろんな経験や出会いを掴んで、

自分がやりたいことに向かって、

ぐんぐん進んでください。

 

免許取得&お誕生日おめでとう。

 

産まれてきてくれて、ありがとう。

 

 

 

 

暇な時にすること

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 朝4時半、薄っすら明るくなり始める頃、
目覚まし時計のように、一斉にヒグラシが鳴き始める。
 
面白いのは、それから10分から15分くらいたって、
窓の外がすっかり明るくなると一度ピタっと鳴りやむことで、
あとはバラバラと、各自で羽音を鳴らすようになる。
 
その頃にはこちらはすっかり目が覚めてしまっているのだけれど・・・(^_^;)。
 
子どもの頃、国語の時間などで
ヒグラシというのは、夏の終わりの日暮れ時に鳴くものだと教わった気がするが、
ここでは夏の始まりから鳴き始め、
しかも真昼時を除いてほとんど1日、
遠く近くの樹々のどこかから聞こえてくる。
 
蝉の鳴き声とは思えない、
一瞬暑さを忘れるような澄み通った音。
 
1匹が鳴き始めると、
それに応えるように別の方角から、また別の方角からと、
しばらく続く。
 
それが鳴りやむまで作業の手を止めてぼ~っと聞くのは、
ほどよい小休止にもなっている。
 
 
 
 さて、暑い日の作業といえば麦刈り。
小麦の収穫は大雨の前に終わっていたが、
昨日猛暑の中、
今年初めて育てた古代小麦とライ麦を収穫した。
 
たまたま私のギザ鎌(のこぎり鎌)をどこかへ置いてきてしまっていて、
近くにいたJirの鎌を借りたところ、

柄も刃の部分もは使い込んだ色をして、

一見切れそうに見えなかったのが、
ザクっと切れた瞬間の気持ち良さに、
思わず手を止めて刃を触った。
 
 
刃の長さは半分ほどに減っているものの、
先はツンツンにとがり、見るとギラリと光っている。
 
切れないなあと思いながら使っている
私の丸くチビた刃とは大違いヽ(;´ω`)ノ。
 
はは~ん、これも研いだのか~。
 
家に戻って鎌を返す時に聞いたら、
「そうそう研いだ。よく切れるでしょ。」と笑った。
 
 
 ギザ鎌は移住したての頃、私も研いでいた。
 
いつの間にかやらなくなってしまったのは、
真っ直ぐの刃物と違って、
刃の1つずつをヤスリで研ぐのがなかなか大変だったからだと思う。
 
以来、刃が欠けたり丸くなってくるのにまかせて、
切れなくなったらリニューアル。
 
よく使う便利な道具なのに、
値段の安いことも手伝って、
そういえば、使い捨ててることに目をつぶってたものの1つ。
 
 
 切れ味の良い刃物は、
使いやすくて、気持ち良いし、
手間をかければ、ちゃんと復活してくれる。
 
ってわかっていても、なかなかその時間をとらない私。
 
 
「暇な時間ができると、オレはなにか研ぐことにしてる。」
 
確かに、
Jirがシャカシャカ研いでいる姿は、よく目にする。
この猛暑の間も、汗をかきかききちんと正座をしてなにやら研いでいた。
 
 
 そんなJirを私も見習おうと、
自分のギザ鎌を研ぐことにした。
 
やってみた感想は、
「別にそんな大変じゃナイ p(^-^)q」
 
これ、自分の中でちょっとした発見。
 
刈り払い機のチップソーの刃を研ぐのと、
かける時間も手間も大してかわらない。

 

ヤスリを当てた刃は、すぐにギラッとして、
すっかり丸くなっていた刃が、
見るからに切れそうな雰囲気に復活した。

 

 
これでまだまだ使える。
 

 
 まだまだ使える、といえば、
毎朝、雑炊用で使ってきた鍋の柄が、

またもやかまどの火にあぶられて、炭化してモゲた。

 

またもや、というのは、

記憶ではこれで3度目。

 

結婚以来20年使い続けている鍋で、

今回の直しはJirにお願いした。

 

特に具体的にどう、というオーダーはださなかったが、

「火に当たると臭くなるから、塗り(ニスなど)はいれなかったよ。」

という一言といっしょに戻ってきた鍋の柄は、

もげた片方だけでなく、両側とも作りかえられていて、

錆びたネジも新調し、きちんと止めてあった。

 

(フタの上に乗っているのが、替える前の柄)

 

これでまた、しばらくもつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話を鎌に戻すと、
あの研ぐのを大変に感じた過去の記憶はたぶん、
こういう暮らしを始めた頃で、
まだ手間をかける作業に慣れてなかったから。
 
あと幼子のいる暮らしの中で、
自分の隙間時間は、もっと別のことに当てたかったんだと思う。
 
今や物を直すための方法、
そこに手間をかけることの意味や、
うまくできた時のほくそ笑むような充実感は、
幼い頃から時満くんの助手をしてきた子ども達の方が
私より経験値が高い。
 
遅ればせながら、
私も自分のできることを少しずつ増やそうと教わりに行くと、
必要な道具から丁寧に教えてくれるので、ありがたいし、
 
今回のように、そうか研げばいいのか ヾ( ̄0 ̄;ノ
みたいな気づきやきっかけも、
子ども達の方が与えてくれる。
 
 
 鎌はおかげで切れ味が復活して、
雨続きの後の暑さでグイグイ大きくなっている夏草を刈るのに、
良い仕事をしてくれている。
 
「暇な時間は研ぐのに使う。」
 
大事だね。
 
Jirさん、ありがとうございました。m(_ _ )m
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

10歳

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夕方6時のチャイムを聞いて畑から戻ってきたら、

焼きたてのクッキーが、流しの前に置いてあった。

 

思わずひとつつまむと、

バジルの香りが口に広がった。

 

(笊=Wac作品)

 

別の日、

間引きして、泥付き葉つきのままシンクに置いて行った人参が、

戻ってきたら、きれいに洗われてあった。

 

 

旬の木苺が数個、

お茶碗に入れて置いてあったことも。

 

 

何か木で一生懸命作ったものだったり、

どんぐりやまつぼっくりなどの樹の実だったり、

絵だったり、「おかえり」と書かれた手紙だったりした

この帰ってきた時に発見する小人さんからのプレゼントは、

近頃急に幼さが抜けてきた。

 

 
 数日前、10歳の誕生日を迎え、

これでうちの子ども達は全員10代に。

 

まだ抱っこにも来るし、

夜は毎晩いっしょに寝ようと言ってくるし、

 

 

 

でももう、

好奇心の赴くまま、くるくる動き回って、

目まぐるしく泣いたり、笑ったり、面白いことを口走ったり、

あどけない、天真爛漫な姿を見せることは、

家族の前でもほとんどなくなってきた。

 

 

助かり度は上がったけれど、

その分というか、

正直、淋しさはポチリ・・・・。

 

 
 
親って勝手なものですなぁ  笑

 

 

 収穫したにんにくの編みこみ、

今年初めて笑’1人に任せてみた。

 

丁寧に一皮むいて、根っこを切り揃えることもやると、

結構時間がかかって、

 

全部終わった時の、

ほっとしたような、やりきった時にみせるキリっとした表情は、

今年にんにくさらに増やして植えることを話したとたん、

うへぇ~と地べたにひっくり返って、

おどけた顔にくるんと変わった。

 

 

 お誕生日は、海行き計画が天気により中止になって、

かわりにウォータースライダーのあるプールへ。

 

平日で、完全貸し切り状態だったプールで、

誰よりも最後まで水の中につかって泳いでいた。

 

兄達からのプレゼントは、

 

 

いつものように手作りで、

 

 

どれをとってもクウォリティが高かった。

 

 

お誕生日ケーキは今度はFuが笑’のために焼き、

夜ごはんの前はゲームをして、

ごはんのメニューは、手巻き寿司とお稲荷さん。
 
 
そして、締めはやっぱり♪

 

 

自分の誕生日をめちゃめちゃ楽しみにする人口も急速に減ってきて、

今や笑’1人。

 

そんな妹に、隠れて苦笑しながらもちゃんと付き合う3兄弟、

ありがとさん。m(_ _ )m

 

 

 

 

 

 

 

 五右衛門風呂につかりながら、

朝陽を浴びながらのお産。

 

今もはっきり覚えているあの日から、10年。

 

ホントに大きくなったね。

 

これからもいっしょに過ごす時間、

少しずつ成長してゆく姿、

楽しみにしているよ。

 

10歳、おめでとう。

産まれてきてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

頂いた命

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何日も続いた雨。

 

西日本の大変な状況を、遅れながらネットのニュースで観たり、

友達の報告で知ったり・・。

 

具体的に顔が浮かぶ友達家族の苦境は胸が痛く、

これ以上被害が広がらずに

行方不明の方が見つかり、復旧が進むことを祈っています。

 

ここ阿南町和合も、土砂災害の恐れから避難勧告が発令され、

ニュースを見た親戚や知り合いから連絡を頂きましたが、

暮らしには特に困ったことはなく、

手づくりの貯水場が落ち葉ですぐ管がつまるとか、

とうもろこしが少し倒れるとか、それくらいで過ぎました。

 

引き続き土砂崩れなどは気にするとして、

ご心配くださったみなさま、ありがとうございました。m(_ _ )m

 

 

 さて、雨では困らなかったものの、

雨の間に猪がミミズを探し回ってあちこち掘り返して、

 

我が家の山の入り口付近や、

お隣さんの藪、畑の入り口、ミョウガ畑が荒らされて、

いよいよ畑に侵入してくるんじゃないかという困った事態。

(実際に入り口付近にはためし掘りの跡アリ)

 

猟師さんにワナをかけてもらうしかないねぇ、ということでお願いしたら、

その1週間後、見事にかかった。

 

 

猟師さんに処分してもらう選択もありつつ、

うちのために絶命してしまうので、

こちらで引き取って、2年前の鹿のようにさばくことになった。

 

といっても、ベジタリアン且つ冷蔵庫もない我が家。

 

食べるのは時満くんとFuくらいで、

しかも普段が普段なので、

なおさらくがっつりいくわけではなく、少量で満足。

 

そんな我が家に、重さ60~70kg相当の猪肉はとても多すぎる、

ということで急遽、和合内の友達家族数組に声をかけたところ、

 

 

都合のついた家族が3組やってきて、

雨がまだやまない中での解体作業が始まった。

 

 

まず柱に括り付けてぶらさげた。

 

ちなみにご近所さんからは、

この辺りではこれを「ぶるくる」と言う話を聞いていた。

 

「ぶらさげる」と「くくる」の合体語??

 

なんにしても、そんな言葉が残っているのは、

野生動物を捕獲して食べる暮らしが、

最近まで残っていたということかと思う。

 

 

内臓を取り除いた後の切り分け作業。

 

 

家の中で遊んだり、時々解体の様子を見に行ったりしていた小学生女子達は、

この段階から作業に加わった。

 

 

その隣りは、当然のように焼肉会場。

 

我が家では、大変珍しい光景。(*^o^*)

 


 うちの子ども達は、作業には加わって、

少し食べた子もいれば、全然食べなかった子も。

 

私自身は、今回は作業に加わらなかった。

 

2年前の鹿の解体はやったし、

若い頃何羽か鶏をさばいた経験もあるので、

こういう作業に拒否反応があるわけではないのだけど、

なんといっても食べないので、

シンプルに、食べる人達にお任せすることにした。

 

 

 

 こちらの都合で命を絶つのは、

正直いい気分ではない。

 

柵で囲う、脅かして追い払うなどで対応して、

住み分けで済ませたい。

 

でもここで畑を作ってそれで暮らしている以上、

これからもこういうことは度々あるのだと思うし、

猟師さんがいることは実際ありがたい。

 

頂いた命はだから、

感謝して食べて葬ることが、

こちらの勝手ながら一番納得できる形のように思う。

 

それを自分がしないのは、

自分に対しても残念((>д<))。

 

まあでも、

無理にがんばって食べるより、

美味しく食べてくれる人達に食べてもらった方がいいかなと。

 

なのでこうして、

友達が半日がかりで作業した上、

喜んで持って帰ってくれたことは、本当にありがたかった。

 

しかもみんなの気持ちが

美味しいところを一部ちょっとだけ、

という感覚でなくて、

食べられるところはなるだけ勿体ないことにならないようにと、

丁寧にさばいてくれたことも嬉しかった。

 

大人が数人いても、

うちも含めて移住者ばかりで経験豊富な人もおらず、

午後始めた作業が片付けまで終わったのは7時ごろ。

 

お疲れさまでした。
ありがとう~♪
 

 

 

 

 

 

 猪害、これで収まって欲しかったのに、

その翌々日には、ついにうちのみょうが畑がぼこぼこに(>_<)。

 

その犯人は、葬った母猪の子ども達だったようで、

(猟師さんによると捕まった後、子どもが2匹、近くまでやってきていたそう。)

 

たまたま、まだ彼らがミョウガの中にいる時に、

我が家のハンター犬つむぎが発見して、

追いかけっこが展開され、1匹しとめた。

 

もう1匹は走り去り、

その後姿は見ていない。

 

 

 田んぼや畑は大体鉄柵や電柵で囲っているものの、

ガードの高いところ、低いところが場所によって様々。

 

道を通るとあちこち猪出没の跡があるので、

まだこの先も、どうなることやら (ノ_-。)。

 

 

6月末くらいから、

夏の果菜が採れ始めた。

 

 

今年は夏用の細ネギがあるのが素麺に嬉しい。

 

とうもろこしのトウ立ちも始まって、

いんげんも細い実を次々つけている。

 

 

毎日歩く道端では、ホタルブクロが満開。

 


積んだ落ち葉の中には、虫の王者♪

 

思わずつかまえたらキューキューないて、

腕から肩まであっという間にのぼってきた。

 

子ども達はもう飼うとは言い出さないけど、

見るとやっぱり目を輝かせる。

 

 

 子ども達は川開きと称して、

作業後川へ。

 

橋から飛び込み。

よくやるなあ~~((゚m゚;)。

 

以後ここ数日、子ども達のお風呂は川 (^o^;)。

 

 

私は藍染めを開始。

 

本を読んだり、経験のある人に聞いたりして始めた藍染めは

ずうっと素人レベル。

うまく染まる年もあれば、ちゃんと思う色がでない残念な年もある。

 

それでも若い頃からずっとやりたかったことで、

続けていくうちに、少しずつ少しずつ解ってきたこともあって、

それが面白い。

 

今年はスクモ(藍の乾燥葉を発酵させたもの)作りがうまくいったみたいで、

発色が良くて嬉しい。

 

 

 染め液の温度を30度に保つのに、

電気まで利用したくないから、藍染めは夏限定。

 

1年の間、染めようと思って集めておいたものを

順番に染めていく。

 

例えば、

今年使う手ぬぐいやお弁当包みを何枚か、

昨年染めてまた染め重ねたいと思った作業ズボン、

緑色に染めたくて、秋にセイタカアワダチソウで黄色く染めたTシャツ、

色が薄めでかぶりにくかった帽子、

何年も着ていて、シミだらけだけどお気に入りのスカート、

手づくりカバン用の厚めの生地、

手甲など用の薄めの生地、

刺し子に使う布、染めたものを少し増やして・・・。

 

搾り模様はいれたり、いれなかったり。

昨年くらいから、あっさり無地もいいなと思っている。

 

白い木綿の布を染め液から出した瞬間に

黄色から緑、緑から水色へと変わっていく様子、

染め重ねていくうちに水の中で見る、艶やかで静かな深いブルー・・

 

ぞくぞくしちゃうくらい、楽しい。

 

 

 

 発酵させた藍から作る染め液は生きていて、

元気だったり、疲れたりする。

 

液温やにおい、

表面の色、

あと、混ぜたあとの手の染まり具合でも様子をみる。

 

染めたものを使うのもいいけど、

どちらかというと私は、この染めの工程や、

染め液の管理の方が好き。

 

 

 

 

 

 

 ということで、ひっぱりましたが、

ここからは藍の生葉の販売のお知らせの話へ♪

 

今年の藍の生育は、すこぶる順調。

 

春の始まりが暖かくて霜が少なくて、

昨年の藍畑は一面自然発芽。

 

ネキリムシに倒される量も、気にならない程度で済み、

種まきした畑のものもすくすく元気に成長中 (≧▽≦)。

 

 

 

そこで、

今年は例年より時期を早めて販売することに(*^▽^*)

 

 

 

 昨年までと違うのは、

より多くの方に気軽にご利用してもらえるように、
価格をこれまでより2割ほど値引きしたこと。( ´艸`)

 

また染材として、

今年は染物用の白いバンダナ(52cm角)を準備♪

 

どうぞ生葉と合わせてご利用ください。

 

 

販売期間は、夏の2か月間、

9月半ばまでです。

 

 

以上、後半は宣伝でした~。m(_ _ )m

 

詳しくはこちらをご覧ください。↓↓↓

 

「さわんどのお店」  http://shop.sawando.net/

 

 

 

 

 

 

お礼肥

テーマ:

 数年前、家族で梅取りをしていると、

ご近所に暮らしていた悟さんがやってきて、

「梅にお礼肥をしないか?」と話しかけてきた。

 

その後続いた話は、

悟さんが経営しているキャンプ場のトイレの汲み取りをする時期にきていて、

普段は穴に捨てているのだが、

それを梅の根元に入れて使わないか、というもの。

 

「昔はそうやって、利用できるものはなんでも利用した。」

 

もらえるものはなんでもありがたい私達、
早速梅の樹の周りに溝を掘って、その「お礼肥」をした。
 
以来、この「お礼肥」という感覚が、
すっかり私の中で気に入ってしまった。
 
(梅雨の晴れ間を狙っての、麦刈り。)
 
 
 これまで私にとって畑の肥料といえば、
元肥だったり追肥だったりで、
いかに目の前の作物の株を大きくして
いかに収穫量を上げるかという、
自分達が獲得することが主目的。
 
秋、すべての収穫が終わった畑から順番に、
収穫物以外の枝や葉などの残渣物をチップにして、
なるべく育ったのと同じ畑にすき込んで戻すのは、
ずっとの習慣だけれど、
その土地から得たことに対してお礼をする、
という感覚はなかった。
 
以来、秋のすき込みには、
ささやかながら、その年に余った糠や豆くず、油かすなど,
多少でも畑の栄養になるものを、
残渣物といっしょにお礼の気持ちを添えて加えるようになった。
 
 
 無論お礼肥だって、
翌年の実りをよくするための肥料に違いない。
 
けれどそこに「お礼」という言葉が入るだけで、
口にした時の印象や、作業に向かう心もちが随分違う。
 
さぁお礼肥をしよう、と思う時の一呼吸おくようなゆるやかな意識は、
さらに得ようという欲の乾きを潤してくれる気がする。
 
 
 
頂くことと礼をすること、
これも畑におきる循環のうちなんだなあ、ということを
ふと思った。
 
 
 お礼肥のことを教えてくれた悟さんは、
集落にある水力発電所に貯まる落ち葉を
畑の土壌改良に利用したらいいと、
発電所の作業員の知り合いにわざわざ連絡をして、
うちのことを紹介してくれた。
 
「落ち葉はどう使っても、畑に悪いことはせんもの。」
 
そしてこれもまた、
悟さんがよく言われてたところの、あるものの利用。

 

(半年すぎた落ち葉は、こなれて見た目半分ほどの体積になった。)
 
和合の山は広葉樹が多く、
秋になると、道端の落ち葉をかいて集め、
それを畑の隅に積んであるのを見かける。
 
今年は土地の人に習って、
直接畑にすき込まず、
間引きや畝立ての終わった作物の間に
草押さえの天然マルチとして順番に敷くことにしている。
 
一輪車で落ち葉を運んでいると、
いっしょにミミズも蜘蛛もついてくる。
 
見えないけれど、おそらく微生物もたくさんいて、
これらもまたゆっくりと、
畑をより元気な土に変えていってくれるのだと思う。
 
 
 お礼肥をしたり、落ち葉を入れたり、
そんな秋を2~3度越え、
 

そういえばミミズが増えてきた、

害虫と呼ばれてしまう私達を困らせる虫が減って、
カエル、カマキリ、クモといった益虫や小動物が増えてきた。
雑草の種類が、苔やヨモギなどから、
肥沃な土地に生えるものに変わってきた、、
カチカチで鍬が入りにくく手こずった土が、
やわらかくなって、扱いやすくなった、
 
そうした畑が、
1枚、2枚と増えてきている。
 
 
 
 畑が変わってくると、
その畑を愛でる思いも、一層強くなる。
 
今年は畑にこれでもかというほど埋もれている石を、
(これまた少しずつの地道な作業だが)
外に出す作業を始めた。
 
(今年のかぼちゃも元気に蔓を伸ばし始めた。この敷き藁も翌年の畑を豊かにする。)
 
 悟さんが亡くなってから2年が経つ。
 
和合に越してきてからの短い付き合いだったが、
その間に驚くほど多くのことを、
意識的に私達家族に教えてくれた。
 
今でもこうして折に触れて思い出しては、
感謝している。
 
 

 

 

 

 

作付け

テーマ:

 今年の笑’の畑は、家の奥にある畑の一番手前にしたので、

家からとても近い。

 

「やっぱり畑は近いとラクだねぇ~、ここなら自転車もいらない(^ε^)♪」

 

 

 

 私が育てている紫蘇が大きくなってきたことを伝えたら、

6本欲しいと言って取りにきて植えて、

ついでにトマトの隣りに広がる雑草をかるく掻いた。

 

 

「スイカってどれくらい間隔あける?」

 

「トマトの支柱ってどうやるの?」

 

なつの畑を見ればわかるよ、と言うと、

何度も走って見に来た。

 
 
スイカは私が奥に蒔いたごまの畝のすぐそばに植えてあった。
 
かぼちゃを参考に、スイカ同士の間隔はしっかり空けてあったけど、
奥の畑のことは、考えなかったらしい。(^_^;)
 

(種から育てたスイカ。今年は順調。)

 

おかげで、ごまは数株ちょっと奥へお引越し。(^o^;)

 

 

 

 春、和合に島根から越してきたAさん一家の長男カイジくんとは、
1年前にうちに泊まりに来てくれた時から意気投合。
 
カイジくんは、とっても活発で、好奇心が強くて面白い。

 

「笑’はオトコみたいにテキトーだから、遊びやすい」そうで・・(^_^;)

 

言われた本人は、褒め言葉と受けた様子 (´∀`)。

 

 

この日は2人でパイを焼いた。

 

 

 

夏になったら、育てたスイカやトマトも

分けっこして食べるんだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 そういえば笑’が植えた紫蘇、

私の畑にもあるのにどうして育てることにしたの?と聞くと、

 

「去年、よくごはんの前に紫蘇取りに行って、って頼まれたから、

 近いとこにあった方が便利だなあと思って。」

 

ハハハ、そんな理由だったのね。

 

そういえば去年の紫蘇の場所は田んぼの近く、

しかも入り口から離れた奥だったので、

ついつい取りに行くのを忘れて、よく笑’に頼んだっけ。

 

なかなか考えた作付け・・・。

 

ありがとうゴザイマスm(_ _ )m

 

 

笑’は私に似て紫蘇が大好き。

今年もいっぱい食べようね♪