edihの昭和音楽よもやま話

60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。


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「お前に惚れた」の大ヒットから2年経った77年、久々に「Nadja-愛の世界」のアルバムをリリースした"萩原健一"さん。

プロデュースは井上堯之、大野克夫両氏で、A面は井上サイド、B面は大野サイドと両氏の作品に分かれている。
アルバム「惚れた」に続くイメージのA面と都会的でクールにキメるB面とそれぞれの音楽性が感じられる。大野さんは全曲、堯之は2曲プレーヤーとしても参加している。

A面2曲目に収録されているのは、「雨のしおり」


(作詞、曲:井上堯之)

ジャケット写真は「前略おふくろ様」の頃の感じがするが、この頃ナベプロから独立し、”ニ―ディーグリーディー”を立ち上げ、映画用32mmで撮影していたのが「祭りばやしが聞こえる」。あくまで役者活動中心とあって、まだこのあたりは役者が歌を歌っているという感じで、バックの演奏に声量がかき消されているようなところもあって、「惚れた」に続いての堯之さんのやさしいメロディラインは萩原さんに合っていたように思う。

さてBサイド。シングル・カッされた「別れの詩」はアルバムラストを飾る。
おそらく大野さんの曲を歌うのは今回初めてだったはず。大野さんらしい曲調と幻想的なシンセ・ワールドが広がる。


(作詞:東海林良 作曲:大野克夫)

声にパンチはないが、照れくささを隠すような歌い方。70年代が歌手=萩原健一としては好きな時期。「Nadja」シリーズは3作と続き、「熱狂雷舞」のツアーのあたりから、ロッカー=萩原健一が炸裂する。

(文中一部敬称略)

 

 

 

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