あの鐘を鳴らすのはあなた | edihの昭和音楽よもやま話

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今日は"和田アキ子"さんの曲。
最近ではあまり見ない紅白歌合戦で3~4年に1度は聴ける歌。

「あの鐘を鳴らすのはあなた」

あの鐘
(作詞:阿久悠 作、編曲:森田公一)

この曲の思い出は、72年のレコード大賞でアッコさんが最優秀歌唱賞を受賞。感激のあまり泣きじゃくる顔にはマスカラからの黒い涙。そして応援に駆けつけたのは、その年大関に昇進した相撲の"輪島大士"関。渡したのは白い菊の花束。横で見ていた母親が「縁起でもない」と言ったのを覚えている。

出だししっとりと、サビではホーンとコーラスが絡みスケールの大きな曲。作、編曲の森田氏の楽曲のよさは勿論だが、なんといってもこの曲の聴きどころはベース・ライン。イントロから、分数コードで一定のルートを保ち続け、徐々に加速、サビの部分でやや全開。2番のサビからはフルに、繰り返しのサビではMAXへ。
このベース・ライン、再三ここで取り上げている70年代前半歌謡曲の影武者ベーシスト"寺川正興"氏に間違いない。この時代、アレンジャーの完全なるスコアの元に弾いているというよりも、ミュージシャンの感性によるプレィのように思える。
録音機材もあまりよくない時代、ひたすら深いエコーのバッキングが歌謡曲で多かったが、よく聴いてみると一流ミュージシャンの光る演奏に出くわすのだ。特に70年代前半はこのような凄い演奏が聴ける。

いい加減に曲紹介。ドライミングもダイナミックだが、今回はベースに注意して聴いて欲しい。最初はアッコさんのオリジナルで、分かりにくかった方は後半のボーカル・レスで体感して頂きたい。


(文中一部敬称略)

 

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