edihの昭和音楽よもやま話

60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。


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ラジオ「コサキン」で取り上げられ赤坂泰彦さんの「ミリオンナイツ」で「地獄谷からのひとりGS」としてランキングの常連だった

「スナッキーで踊ろう」


(作詞:三浦康輝 作曲:船村徹 歌:海道はじめ)

あまりにもカルト過ぎるこの曲はNHKの「ナイト・ジャーナル」で"誕生秘話"まで特集される始末。

簡単にまとめると、プリマハムが大ヒットの「ソーセージ」に続けと「スナッキー」というレトルトウィンナーの販売戦略用のCM曲。当時商品名が入った曲は商業用としてTV等でOAされないため「スナッキー」という海外で流行しているリズムとしてでっち上げ、曲を全国に浸透した2ヶ月後に商品を販売しようという戦略だった。社員も社名を隠し、歌番組にリクエストの葉書を書きまくったそうだ。海道さんのネクタイの柄、商品のパッケージに予定されていた柄で、先に視覚からも商品アピールする細かさ。(全国でスナッキー大会を催したというから凄い)

dance1dance2
(写真は踊り方の解説書)

レコードジャケットの3人娘は、左から"小山ルミ"さん(愛称ケメ子)、"吉沢京子"さん(愛称ミミ・"みきっぺ"じゃないんだ?)そして多くのwebでは"風吹ジュン"さんとなっているが、実際は別人のハニーこと"羽太幸得子"さんという方の3人。「スナッキー・サイン」と親指と小指を立てて踊り、甲高いコーラスもなんともいえない。
スナッキーG
(注:名前は写真左からではなく、右からだね)

海道さんは、演歌の大御所船村氏のお弟子さんで、譜面を見て演歌とはほど遠い歌に面食らったという。出だしの「オーオーオーッ」の異常過ぎる深いエコーは自身舌を口の中で動かすことによって聞こえる技だったそうだ。作曲した船村氏はNHKの取材に対して、「心に宿った破壊への衝動」と苦笑いしていたが、異様なサウンドは「A♭dim7」のコードからくるものだろう。

この戦略を考えたプリマハムには「アッパレ!」だが、このサウンドを選曲してしまったことは「渇!」ってとこ。おそらく世の中に浸透するサウンドかどうかまで、判断できなかったのだろう。
結果まったくヒットせず惨敗、商品も売れなかった。
単純にGSあたりに歌わせた方がヒットしたのでは?

逆にこの曲がヒットしていれば、歌謡界の地図もかわっていたでは?ひょっとして商品タイアップのタイトルの曲だらけだったかもしれない。

タイガースは「君だけにハイミルクを」、スパイダースだったら「恋のバターボール」とか、カーナビーツの「オブラディ・オブラダ」も太郎と花子じゃなく、ポコとペコになってたかもしれないし。ヴィレッジ・シンガーズだと「虹の中のバター・プリッツ」。なーんて、曲を聴くと商品名の方が先に浮かぶ歌だらけになっていたかもしれない。

ちなみに「スナッキーで踊ろう」のB面は「いとしの君」歌に入ると「いとしのプリマ」の連呼。いやぁー、狙いはよかったけれど、まだまだ時代が早すぎましたね"プリマ"さん!
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