edihの昭和音楽よもやま話

60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。


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72年「人生が二度あれば」で"井上陽水"としてデビュー、初メジャーコードの「夢の中へ」のヒットで人気急上昇、以前発売のアルバムも注目を浴びる。マイナー調で自分の内面的な独特の世界観は、よしだたくろうさんと違ったサウンドであった。

73年秋アルバム製作と平行にシングルを発売にするにあたり、 陽水さんは忌野清志郎さんとの共同制作の「帰れない二人」をA面に主張したが、しかしポリドールの多賀プロデューサーは
シングルとしては出来が良すぎと新たな1曲を求めた。そこで出来上がったのが、「ぼくらが旅に行くわけは」という曲。
(2013年BSでは「普通郵便」というタイトルだったとOA)

多賀プロデューサーにとっては曲は気に入ったが詞がいまひとつで書き直しを勧めて出来上がったのが、「心もよう」。
結局「帰れない二人」はB面として発売された。このシングルも40万枚を越す大ヒットとなった。

この2曲をアレンジしたのはモップスのギターだった"星勝"氏。
"井上陽水"と改名する以前、"アンドレ・カンドレ"でデビュー、モップスの前座を務めていた。
その頃は2人とも好きなビートルズのカバーをジョイントで歌っていたのものだ。

憧れのビートルズと同じロンドンのトライデント・スタジオでアルバム「氷の世界」の中の数曲がレコーディングされる。ホーン・アレンジを担当した"ニック・ハリソン"はローリング・ストーンズのアレンジャーでもある。

氷の世界 (紙ジャケット仕様)/井上陽水
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今までのフォーク調からファンクビートな曲が満載のこのアルバムは空前の100万枚を超えた大ロングセラーとなった。アレンジ担当は"星勝"氏、参加メンバーは安田裕美氏、高中正義氏
細野晴臣氏、深町純氏、松岡直也氏、林立夫氏、村上修一(秀一)氏とそうそうたるメンバー。
(「あかずの踏切り」、「氷の世界」などは現地ロンドンのミュージシャン)

オープニングは
「あかずの踏切り~はじまり」のメドレー。



「あかずの踏切り」は陽水さんが作曲した曲を、星さんが新たに曲をつけた。そして、フェイドアウトと交差するかのようにはじまる、

「帰れないふたり」

立て続けに3曲のメドレー形式は、このアルバムの作品性を物語っていて、
オーバーチェアともいえる2曲の後に配置する「帰れない二人」は余計に曲の素晴らしさが強調されているような気がする。

3拍子のポップな「チエちゃん」の後に、アルバムタイトル曲
「氷の世界」へと続く。


曲の並びは絶妙だ。

陽水さんの才能もさることながら、アレンジ、プロデュースをした"星勝"氏の功績は大きく、ポップなサウンドを前面に押し出した売れるべきして作成されたトータル的なアルバムだったように思う。

いまだに「帰れない二人」が聴きたくなると、この「氷の世界」のアルバムを頭から聴いてしまうのである。余計にこの曲が輝くのである。
(文中一部敬称略)

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