edihの昭和音楽よもやま話

60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。


テーマ:
穂口雄右シリーズ第3弾、
こちらも大のお気に入りのナンバー、


(作詞:安井かずみ 作、編曲:穂口雄右)

オールディス風R&R歌謡では屈指の名作。
いきなりのギターソロから、派手なベースとドラムのリフは、
前に紹介した「甘い暴走」と同様、リズム隊がリズムをキメ、
「恋の恋のABC~」と女性コーラスとギターがからむ
イントロは、 ギターとストリングスが追いかけっこする
「甘い暴走」と同じような穂口氏のパターン。 
何故かR&R歌謡の定番の「ミスター・ベースマン」ばりの
の低音の「ババババーン」がよりオールディス風。
「L!LO!LOV!.LOVE!」のブレイクのドラムソロの合間に、
彼女が幼年から得意としてきたタップダンスの音を盛り込み、、
おそらく歌番組でステップを踏むためのものであろう。
「いたずら書きなら、帳面にぃ~」、「ちょうめん」は
少々古い表現じゃなかった、安井さん?

何故に屈指の名作なのかは、曲のよさは勿論であるが
やはりアレンジであろう。
穂口氏のサウンドが素晴らしいのは、あくまでコンボ・バンドの
音がベースで、ストリングス、ブラスはアクセント的に使って
いるためサウンドが重くならない。
ロックなギターの音は、GSのアダムス時代の盟友"水谷公生"氏、
水谷氏は筒美氏の長年のレコーディングスタッフの一員で、
筒美氏の意向なのか、筒美作品では地味な音が多いような
気がする。

ブログで色々ご紹介した作家では、馬飼野康二氏はワイルドな
スコアであるが、アレンジは少々ラフすぎ、都倉俊一氏はイントロ、
間奏に懲りすぎて、ストリングス、ブラスを厚め使い、全体に曲を
重くしているような気がする。
ストリングスを厚めに多用して、スケールを大きい曲に仕上げるのが
"歌謡曲"なのであろう。

話は長くなったが、作曲家、アレンジャーとしても素晴らしい穂口氏。
彼の作品集を集めたCDが出てもおかしくないのではないだろうか。

池田さんのラスト・シングルは筒美作品。
優雅の「故郷の春」の改題版

緑のカーニバル」(77年2月発売)
緑のカーニバル

インパクトのあるイントロと変則リズムで狙いは面白いのだが、
スカスカぎみなバンドの音、ストリングスが重く感じる。
どちらかといえばロックな音が嫌いな筒美氏らしいミキシングと思う。
しかしこのオーケストレーションな音こそ
"歌謡曲"なのかもしれない。

この時期"作曲:筒美京平 編曲:穂口雄右"のコンビが
もし誕生していたら、歌謡界はもっと早い「ビート・ポップス」の
時代を迎えたのではないだろうか?
(一部敬称略)
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