edihの昭和音楽よもやま話

60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。


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75年8月に発売された
「時の過ぎゆくままに」


(作詞:阿久悠 作、編曲:大野克夫)

沢田研二さん主演TV「悪魔のようなあいつ」の主題歌ともあって、
90万枚を越す自身シングルセールスのNo.1の大ヒット曲。
演奏は井上堯之バンド。
(Gt:井上堯之、速水清司 B:岸部修三 Dr:田中清司 Key:大野克夫)
今まで何故か堯之バンド演奏のシングルは売上げが伸び悩む傾向が
あったが、この大ヒットは嬉しく思ったものだ。
またザ・タイガース時代から共にしてきたベース担当の岸部修三さんは
この番組に出演を機にバンドを脱退、俳優への道を歩むことになり、
最後の岸部さんの演奏レコードでもある。

番組プロデューサー"久世光彦"氏が、番組の企画と主題歌の作詞を
阿久氏に相談、三億円事件をモチーフにした企画と「時の過ぎ行くままに」
の詞を書いた。曲は井上堯之さん、加瀬邦彦さん、荒木一郎さん、
井上忠夫さん、大野克夫さんなどに依頼、大野さんの曲が採用された。

劇中では結構高いキーで歌っていたが、シングル盤はEmのキー。
歌番組、ライブでは1コーラスはアコギとピアノだけでしっとりと歌い、
間奏からベース、ドラム、ソリーナが入りドラマチックに盛り上がるといった具合、
特にソリーナ(ストリングス音)のラインが好きでコピーしたものだった。

作曲した大野さんは曲の依頼の際、譜面と自作自演のデモ・テープを
歌い手に渡すのが恒例で、「時の過ぎゆくままに」の大野バージョンは
デモ・テープをCDにした「幻のメロディ」(2003年発売)と、初のヴォーカル・
セルフカバー・アルバム「ウインドワード・ヒル」(1978年発売)ではレゲエ風な
アレンジで聴くことが出来る。
(デモ・テイクは若干サビの部分のメロディが違っているのに注目)

>

「悪魔のようなあいつ」のオリジナル・サウンド盤も1975年に発売され、
ライブ・テイクの演奏でメロディ・ラインは大野さん自身が弾いている。
こちらの堯之バンド・オンリー・テイクもなかなかお勧め。

「時の過ぎゆくままに~罪と愛」



沢田さんの次作「立ち止まるなふりむくな」や、77年から79年の2年間で、
阿久+大野コンビでシングル9枚、アルバム3枚を製作。
「勝手にしやがれ」などで沢田さんの黄金時代を築き上げることとなる。
その第一作となったのが「時の過ぎゆくままに」なのである。

(文中一部敬称略)
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