edihの昭和音楽よもやま話

60~70年代を中心に、音楽にまつわる話をアップします。


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74年に発売されたアイドルのシングル。実はニューミュージックと歌謡曲の融合となった記念すべき2枚である。
 

「ポケットいっぱいの秘密」 

        

ポケット    
(作詞:松本隆 作曲:穂口雄右 編曲:東海林修 キャラメルママ)
 
「夏の感情」
夏の感情
(作詞:有馬三恵子 作曲:筒美京平) 

演奏は荒井由実さんのバッキングでお馴染みの"キャラメルママ"。日本語ロックの代表格とも言われた元"はっぴえんど"の、細野晴臣氏、鈴木茂氏と元 "小坂忠&フォージョーハーブ"林立夫氏、松任谷正隆氏の4人からなるユニット。

アグネス・チャンが歌った「ポケットいっぱいの秘密」の作詞はチューリップの「夏のおもいで」作詞家デビューした、元はっぴえんどの、 "松本隆"氏の歌謡第1作。アグネス担当のミキサー、吉野金次氏から、CM用の作詞という名目で依頼を受け書き上げたもので、アグネスの曲、バックはキャラメル・ママとは知らされていなかったという。

曲はブラシを使ったドラムに軽快なベースランニングのカントリー・ポップ風、ピアノはニューオリンズな感じ、ベースペダル・スチールは駒沢裕城さん?だろうか、今まで歌謡曲にないタッチの仕上がりになっている。

一方シンシアの「夏の感情」は、作曲の筒美氏から
「本当のサウンドを求めた人達の音が必要」とバッキングの指名される。残念ながらメンバーの個性は、レコードをよく聴いてみないとわからない程度のものあった。

ヘッドアレンジの集団にとって2曲ともなれてない書き譜の演奏で、メンバー緊張のなかレコーディングを終えたそうだ。これを期に、秋にはシンシアのコンサートのバッキングや、雪村いづみさんいしだあゆみさんのアルバムにも参加。歌謡界に新たなバッキング・サウンドを確立、これを期に、ニューミュージック系で活躍していたバッキング・プレーヤーが歌謡曲畑に進出をはじめ、70年代中盤からのバッキングの現場も新旧交代がはじまったように思う。


「夏色のおもいで」の詞に感動した筒美氏からアプローチを受け、松本氏は破格の構成な「木綿のハンカチーフ」を書いた。

風邪をひいた日
(作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:荻田光雄 G:芳野藤丸)

完成まで紆余曲折を経て、75年にアルバムの中に収められた1曲が、シングルカットされ大ヒット、以後70年代後半に400もの楽曲を世に送り出す黄金コンビの誕生でもあった。

キャラメルママの演奏、松本隆氏の詞、そして筒美氏との出会い、ニューミュージックと歌謡曲の新しい融合が70年代後半、歌謡曲に大きな影響を及したといっても過言ではないであろう。
(文中一部敬称略)

 
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