「なつみ、起きるかなー、どうしてるかなー」

会いたくて顔が見たくて電車をのりつぎ病院へ通って270と2日目、
なつみの大切な手帳ができあがりました。


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フランケンシュタインにも似た
ご立派なおでこっぷり。
 
 

イイね

 
 
受け取りを夫に連絡すると

「社会に認められてる感じがして嬉しいな。たとえ障害者手帳でもね」


と倒置法で返信がありました。

 



夫はこのブログを見てませんが、わたしが書いてることは知っています。
なつみは産まれてからずっと病院におり、まだ外に出れず、
周りへのお披露目もままならないままなので
なつみがいること、なつみが存在していることを
誰かに知ってもらえるのは、夫にとって大変うれしいことなのです。


手帳の申請について説明を聞き始めたころのわたしは
障害者 という単語を聞くたびにちくちくした気持ちになり
障害者 という単語を見るたびにへこんだりしていました。

手帳申請のための書類をもらいに行く道すがら
ふと顔をあげてみれば、昼下がりの街には
ベビーカーをおしたり、抱っこ紐をくくりつけた母や子がいて。

彼女たちだって、それぞれの思いをかかえて
辛いことも悩みも、寝不足肩こり腰痛もあるだろうに
そういった他者への事情を慮る余裕など、ミリも持てなくて
クサクサしめしめした気持ちで障害者支援センターへ通ったりしてました。

でも、辛いなーと思っていたキーワードも
1回聞いてショックをうけ
5回聞いて落ち込み
20回、40回と聞くうちに、慣れました。 

世の中、たいていのことは慣れることができる。
冬の寒さも、年を越せば慣れてくる。
きついキーワードもやがて耳慣れる。
そういうふうにできている。






そんなこんなで、、、、、へこむことなく、
障害者手帳を受け取り、大事な説明を聞いてくることができました。





いつも以上にオチもなく、盛り上がりもないつらつら駄文ですが
手帳を受け取ったのは、なつみの人生の大きな一歩。

泣いても笑っても、悲しんでも喜んでも
陽はまたのぼり繰り返してく 自分の上を通り過ぎていく。

270日と2日の繰り返しを振り返ってみたら
270日と2日前のわたしよりいまのわたしは
ちょっと強くなれたのかも、と思えた。




でも、もし。

ひとつ願いが叶うなら。

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なつみが生まれたあの日の夜に戻りたい。

 

 

 

その思いはわたしのなかで
消えずにいる。