一番初めに支援した病院の先生から、お菓子とお礼のお手紙が届きました。先生が病院を異動になること、支援物資は一つ残らず配布したことなどが書かれていました。震災直後の大混乱の中、私が様々な方面にたくさん送った支援要請メール、きちんと返信が来たのはこの先生からだけでした。先生がいなければ、私たちの支援活動もここまでは続きませんでした。先生は仙台を去るようですが、若く有望な先生が被災地で過ごしたこの1年があれば、これから先どこへ行かれたとしても、素晴らしい医師として多くの患者さんの大きな力となることでしょう。

送られて来たお菓子は『黄金のたまごカステラ』。蔵王のたまご専門店のものでした。同封されていたリーフレットを読んで驚いたのが、このたまごやさんが蔵王のたまごを使用したカステラを作るにあたり、試行錯誤十数年。待ちに待った発売日は、なんと震災の日!お店は県内にある店舗の駐車場などで、14日から卵やお菓子を格安で販売したそうです。もちろんこのカステラも。本来なら、発売記念で華々しく売られるはずだったでしょう。それが、駐車場での販売に。でもそれは単なるお菓子ではなく、命をつなぐ貴重な食料だったはず。故郷宮城に関するものは、どんなものでも震災の陰を感じます。
明日、ちょうどママ友と集まるのでありがたく頂きたいと思います。遠方の方々、すみませんあせる

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先日送った物資の御礼の葉書が届きました。



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『いつもご支援頂きありがとうございます。気仙沼にも少しだけ春の暖かさがやってきました。

先日送って頂いた物資は仮設へお届けすることができました。本当にありがとうございます。

被災した方々も復興できるように、できることから始めています。少しずつ笑顔が増えて

きているように思う今日この頃です。』


また、活動資金に少し余裕があるので、香り袋の購入という形で寄付させて頂きました。

たくさん届きました。お世話になった方々へ、香り袋の詳細を書いたカードを

付けて配布、告知活動をしたいと思います。私の友人は、4月に行われる披露宴の

プチギフトとしてたくさん購入してくれました。少しでも多く売れて、おばちゃんたちに

『もう作れない!』とうれしい悲鳴をあげてもらえるようになってほしいなと思います。



◆ 残金 ◆


25,013-12,000=13,013円



3月の活動報告です。


◆送った物資◆


大阪班 1箱

東京練馬区班  1箱


合計 2箱



◆活動資金◆

前回からの残高 27,258円



◆支出◆

配送料 1,090円(700円分は前回の残りを使用)


手袋ギフト 1,155円



◆残高◆

25,013円