シンゴの四十九日。

もう四十九日。49日・・・

と考えていたら朝から涙。

 

朝から子供に見えない部屋で泣いていたが

子供がいる前でも泣いてしまう。

 

息子の保育園では卒園アルバムは親の手作り。

そろそろ作り始めなければいけない。

 

今日見るべきじゃないのに

参考に、と娘のを卒園アルバムを開いた。

涙が決壊した。

 

シンゴがいる。

当たり前のように写真で笑ってる。

 

最後のページは卒園式の写真だった。

玄関で撮った卒園式当日の写真。

4人の写真。

 

息子にはこの写真は撮れないんだ。

もう、4人で撮ることはできない。

息子の最後のページには

お父さんはいないんだ・・・・。

 

残酷な現実を突きつけられた。

ボロボロ泣いた。

 

シンゴはどうして

息子の卒園、小学校入学まで

頑張ってくれなかったの?

 

運命ひん曲げてくれたっていいじゃない。

 

おかげで最悪な冬休みだったよ。

 

来年はきっと、少しはマシなはず。

そう信じたい。

 

今日ネットを見ていたら

やはり死ぬ運命は決まっていて

その最後の日まで一緒に過ごす相手として

あなたを選んだんですよ、みたいな文章を読んだ。

 

そうなのかもしれない。

 

きっとシンゴが死ぬ日はあの日だったんだ。

 

それまでの10年(付き合い入れれば12年?)の間

私と付き合って、楽しい事いっぱいして。

結婚して子供も産まれて。子育てして。

 

シンゴ、幸せだったでしょ?

いっぱい楽しかったでしょ?

 

そりゃ、心残りはあるだろうけどさ・・・。

残された私の方が辛いんだぞ!!

 

シンゴも辛いと思うよ。

話せない、触れない、食べられない。

 

でも、現実を生きてる私や子供たちの方が

何倍も辛いわー!バカ―!!

 

娘に寝る前に

「今日はいっぱい泣いてごめんね」

と言うと

 

「・・・・別にいいんだけどさ、

私、もらい泣きしちゃうから

出来れば見えないところで泣いてくれる?」

と言われた。

 

そうだよね。すみません・・・・。

泣かないで、と言わないだけ娘は優しい。

 

息子は息子で気に入らないことで口喧嘩。

でも、言いたい事を飲み込まずに

話してくれてるだけ少し安心かな。

 

子供たちには父親はいないけど

「かわいそうな子」ではない。

 

母親の私が「かわいそう」だなんて

思っちゃいけない。

 

そういえば、シンゴの会社から

退職金やら何やらまとまってお金が入っていた。

通帳が今まで見たことない額になっていた。

 

定期預金にちゃんとしよう。

少しでも増やそう。

シンゴが頑張ってくれたお金。

子供たちに残しておかなければ。

 

散々買いたいものを買って、

最後に私に返してくれたわけ??

 

だったらもっと使わせれば良かった。

 

でも、生きてたら入ってこないお金。

シンゴが使うお金は増える一方で

貯金なんてできなかったかもしれない。

 

それでも・・・・・

生きててほしかった・・・な。

 

 

49日。

何をしてても

シンゴのことを考えてしまって

涙が止まらなかった

死別49日目。

 

 

汗死別した人と共感したい汗

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