今日は割と大丈夫だった。

仕事もできた。

少し頑張れた。

 

寂しいのは変わらないけど

無駄に涙は出て来なくなった。

 

いや、泣くけどね。

号泣まではいかない感じ。

 

今日前の職場の後輩から

手紙と香典が届いた。

 

この後輩とは本当に仲が良くて

独身時代は一緒に婚活パーティーに行ったり

合コンに行ったりディズニーランドに行ったり。

 

お互い結婚して会う頻度が減っても

かわいい妹的な存在だった。

 

手紙には

「近くにはいれないけど、

嫁ちゃんのこと心配して想ってる人間が

ここにいるからね」

と書いてあった。

 

泣いた。

 

悲しいのではなく、嬉しく・・・?て。

 

人ってあったかいなって思う。

友達ってありがたいなって思う。

 

 

昨日から子供たちを一人で育てることに

不安を感じるようになった。

 

息子がとくに不安定に見える。

指しゃぶりをしたりする。

赤ちゃんの時でもしなかったのに・・・。

 

寝る前もじーっと私を見るので

「どうしたの?」と聞くと

 

「おかあさん、死なないか心配で」

と言った。

 

「お母さんは大丈夫だよ!」

と安心させる。

 

娘は

「みんながお父さんの話をしてる時、

私もお父さんの楽しい話をしたいけど、

もう死んじゃったから気を使って話せない」

と言っていた。

 

「そうだよね。お母さんも一緒だよ」と返す。

 

子供たちだって当然寂しいよね。

 

9歳と6歳の幼い子供たち。

私は40歳。

大人じゃん。

 

いや、私、頑張れよ!!

子供たちだって悲しいんだから!

 

ふと娘に

 

「色々と話せるお父さんいなくなって

お母さん寂しいや」

と漏らしたら

 

「私に話せばいいよ!今日は何があったの?」

 

と言われた。

いい娘に育ってくれている。ありがとう、娘。

 

・・・・・

シンゴはもう、いないんだな。

戻って来ないんだな。

 

この生活に慣れるしかないんだなー。

ひどい人だなー。

未亡人辛いなー。

 

そばにいるのかな。

 

化学はこんなに発展してるんだから

誰かちょっとくらいシンゴが見える機械を

発明してくれよ・・・。

 

夢にすら出て来なくなっちゃったし。

 

子供たちに

 

「お父さんはあなたたちのことが

大好きだったから

ずっと二人を見てるから大丈夫。」

 

と伝えると

二人とも「うん。」と言って

少し安心したようだった。

 

同じことを自分にも言いたいよ。

 

シンゴの体温を感じたい。

思わず子供たちを抱きしめたくなる。

 

シンゴのバカバカ。

 

ハグしたいな・・・・。

 

 

今までは自分の悲しみとしか

向き合えなかったけど

 

お父さんを失った子供たちの悲しみに

ちゃんと向き合わないと、と

ようやく考えることができた

死別39日目。

 

 

汗死別した人と共感したい汗

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