明日から、いよいよ獣医学科の試験が始まる。

 

 日本獣医大 813人(805人) 101%
 麻布大 1144人(1168人) 98%
 日本大 844人(936人)108%
 北里大 972人(971人) 100%
 岡山理科大 1日目 818人(757人) 108%
 岡山理科大 2日目 516人(483人) 107% 

※ 酪農大は出願者数不明

 

こんな感じで前期の出願者が確定した。

全体に出願が増加しており、激戦である。

日大は、不祥事があって大学全体に出願者が低迷したので、その反動かもしれない。

麻布大は、近年難化しており、倍率をみて出願を回避したのかもしれない。

 

全体としては増加傾向にある事には変わりなく、激しい戦いになりそうである。

そして、試験が終われば合否結果が10日ほどで分かるのだが、毎年厄介なのが「補欠」の通知である。

 

補欠合格方式の大学と、突然の繰り上げ合格の方式の大学と2パターンあり、医学部のように補欠合格の順位が出ないので、どのぐらい繰り上がるのか、その確率が分からない。

 

ただ、1つ言えるのは、どの大学も補欠で繰り上げるのは後期日程からで、前期日程の補欠はなかなか繰り上がらない。

去年の分析から、正規合格者と同数ぐらいまでは、後期日程の場合は補欠を出している感じの大学があった。

 

前期日程から繰り上げ合格や補欠の繰り上げは、後期日程の補欠合格の名簿を使い果たしたあと、回ってくる感じなので、前期試験で補欠や繰り上げは期待せず、全力で正規合格を目指してほしい。

 

また、後期試験は実はチャンスなので、試験日程は後期試験まで続くつもりで試験には取り組んでほしいと、去年の経験から思っている。

なぜ、後期はチャンスかと言えば、前期日程で落ちた人が受けるので、実力のある人は既に合格を得て、その土俵にはいないのである。

 いわゆる、似たような実力のひとばかりで戦っているので、チャンスは大いにあるのである。

 

 今年も、激烈な獣医学科の試験がきた。