「好き」を力に変えるということ① | Nastrosa♡blog

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リボンとお花のアクセサリーショップ♡Nastrosaです♡

このブログを始めて、今年で10年。

 

インスタもまだなかった頃、「アクセサリーを知ってもらうには、ブログかな?」と

なんとなく始めたのがきっかけでした。

 

ありがたいことにビジネスの相談や

「なおさんのようにお店を持ちたい」と言って行動された方もいらっしゃり

いつしか「手に取ってくださった方が幸せになってほしい」と始めたことが

「皆の幸せをかなえるためのもの」になっているな〜とじんわり。

 

 

少し前に、友人が

「なおちゃんは、〈好き〉を力に変えられるよね」と言ってくれて

全然自分では自覚がなかったのですが、

長く続けてこられた理由かも、と思い

まとめておくことにしました。

 

長くなるので、2回に分けて書いていきますね^^

 

 

 

 

  ①自分の「弱さ」を知る

 

新卒でとあるアパレルブランドに就職し、

当時26歳の私は、

 

・何をやっても中途半端

・自分に自信がまったくない

・自分の意見を言うと嫌われてしまうのではないか

・愛される自信がない

 

と思い込んでいる、実に弱々しいネガティブなOLでした。

女性の世界ならではのしきたりも多く、まったく自分が出せない環境で

家に帰ったら泥のように眠るような毎日でしたが、

ある日、ひょんなことから昇進試験の話が出て

「私はどういう人になりたいのか」という課題と向き合うことになりました。

 

自分が本当にやりたいこと・なりたい姿を見つけるということは

まず自分の弱さやコンプレックスと徹底的に向き合わないといけません。

 

 

 

ひたすら自分に自信がない私にとって、完全に苦行でしかない作業でしたが

どうにか逃げずに向き合えた結果、

これが今の私をつくる出来事になりました。

 

「どうしてあなたはそんなに自信がないの?」

「いつもどうしてそんなに中途半端なの?」

「あなたは、どうしたいの?」

 

当時の上司がメンターになって、毎日ダメ出しをしてくださり(本当に感謝してます。)

 

何度も涙を流しながら、ノートに自分の感情を書き出して・・・の繰り返しで

ようやく自分のなかから湧き出してきた答えは

 

「誰かを幸せにできるような、心の通った仕事がしたい」

ということでした。

 

 

 

  ②「ありのままの私」で仕事をする

 

「私は誰かを幸せにできるような仕事がしたかったんだ!」と気づいてからは

肩の力が抜けて、ものすごく仕事がしやすくなり、

「何を言われても、出会ったお客様に笑顔になってもらおう!」と

ありのままの私でお客様にぶつかっていけるようになりました。

 

気づけばお店の60%以上は私の売上になっていて

お手紙やお電話で連絡をすると、「なおちゃん!」とお客様がきてくださる

まさに「心の通った仕事」が、少しずつできるようになっていました。

 

少しずつ自分に自信も持てるようになり

ネガティブな過去があったからこそ、自分自身の変化も敏感に感じ取ることが

できたように思います。

 

 

  ③心の余裕が生んだ、とある本との出会い

 

 

心の余裕ができて、仕事帰りに図書館にも立ち寄れるほどになったある日

「何か作ってみようかなあ?」と手芸コーナーをのぞいた私は

「リボンで作るお花の本」に出会い、その足で手芸屋さんで材料を買い求め

形にしてみることに。

 

もともと、祖母が洋裁を仕事にしていて

小さい頃から手芸が隣にある環境だったので、

夢中になってホイホイ制作しました。笑

 

 

⬇︎懐かしい!処女作!

image

 

好きな素材・色・サイズ感で

 

好きな時に、好きな場所で作ったアクセサリーを身につけて

ありのままの私で、「出会った人を幸せにする仕事」をする。

 

 

 

自分の心地よいことに目を向けていると、

「こんなサイトがあるよ。すごく可愛いのを作っているのだから、売ってみたらどう?」と

 

先輩が教えてくださいました。

 

この一言で運命が変わっていきます。

 

 

 

→つづく