9/5(日) 小平地方、午前中からお昼にかけ気持ちの良い青空でした。
地域猫セミナーの会場、小平市リサイクルセンターへ向かう途中、
きれいなひまわり畑があったので思わずパチリ。
さて、会場へは10分前くらいに到着。
本当はもう少し前に到着しいろんな方とお話もしたかったのですが…。
へっぽこです…。
会場のリサイクルセンターはまだ新しい建物。
昨年春、資源循環課が市役所庁舎内からこちらへ移りました。
1階までは入ったことありましたが、2階は初めてでした。
まずはテレビでよく見る体温測定。
おでこに検温器を当てるやつ。
無事通過。
2階 多目的ルーム前には
この日のイベントに関係する展示が用意されていました。
地域猫セミナーの講師、ねりまねこさんからお借りしたカッパちゃん写真展も。
多目的ルームの座席はこのように
ソーシャルディスタンスが保てるように。
10時スタート。
「みんなで解決!飼い主のいない猫トラブル
~猫好きも、猫嫌いも 平和に暮らせる町づくり~」
まずは環境政策課課長からのお話です。
ねりまねこさんのセミナーを「楽しみにしている」とおっしゃっていました。
課長と同じ気持ちを共有できて嬉しいです
講師のねりまねこさんにはフェイスシールドが用意されていました。
後にお聞きしましたが、フェイスシールドを使っての初のセミナーだったそうです。
というより、コロナが感染拡大して以降、
初のセミナーが小平市だったということです。
11時まで質疑応答なしの1時間。
スタートからみっちりお話され、締めの挨拶をされたのが10時58分。
時間配分もピッタリです。
まずはそこに脱帽。
内容は
1 自己紹介
2 野良猫の問題
3 飼い猫・野良猫の対策
4 実践!地域猫活動
5 練馬区の成果
6 皆様からのご質問
という構成でした。
ざくっとレポートしますと。
練馬区は埼玉県の隣、人も猫も多い、郊外の住宅地。
東京23区で一番緑が多い。
2番目に人口が多い(73万人)
それに対し小平市は約20万人。
2020年3月末現在で練馬区には66グループ213人が
区の登録ボランティアとして活動中(一年更新)。
※小平は2年ごとに更新
練馬区は、ねりまねこさんやねこけんさんといった有名な団体さんが活動しているから
「もしや外にもう猫はいないのでは?」と想像しがちですが、
まだまだ猫はいっぱいいるそうです。
「73万人の人口に対して213人だけでがんばっても
猫はゼロにはならない」とのことです。
確かにそうだ…。
ただ猫はゼロにならなくてもトラブルをいかにゼロに近づけるか、
それがこのセミナーの大事なポイント。
今や全国各地のセミナーやシンポジウム、そして日々のブログで
地域猫活動、猫のトラブル解決に対して
よりよい方向、手順をわかりやすい言葉で示してくださるねりまねこさんも
「近所から怒られたらどうしよう」
最初は社会の偏見から自分たちを守るために
区の公認ボランティアに登録することを決めたそうです。
社会の偏見というのは↓
・ エサやりは悪者
・ 野良猫は邪魔者
「猫って可愛い」
「癒やされる」
「一緒に暮らしたい」と
多くの人が口々に言い、
猫が出るテレビ番組が人気となり、
猫がいる駅、猫がいる宿、猫がいる島 などに人が集まる一方で
・ エサやりは悪者
・ 野良猫は邪魔者
こういう人々の評価はなくなりません。
共働き夫婦が、週末ボランティア活動として始めた。
もともと動物愛護活動家ではなく、平凡な一般市民。
それがねりまねこさんの活動のスタートです。
私も、そしてこれを読んで下さっている多くの方と同じです。
さて 今日はここまでにします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ねこだいらのインスタグラム
↓