約3週間の入院を経て自宅へ帰ってきてからもしばらく私も実家にいることにしました。

ちょうどその時夫の職場が実家の近くだったこともあり、夫も一緒に私の実家で生活することになりました。

母が入院中は面会時間になるまで、実家の自営の事務仕事を手伝いながらお洗濯や父の昼食作り、夕飯の下ごしらえをし、父が外を出るタイミングで病院に送ってもらい、仕事が終わったらまた迎えに来てもらい帰ってからごはんにお風呂という慌ただしい毎日でした。

また母の退院までの間には浴室の介護用椅子を買いに行ったり、一階に電動リクライニング付きのベットを用意したりしていました。

後で知ったのですが、上記のものは介護認定を受けると補助が出たそうです…

早まって買ってしまいました…無知は損をしますね。

もっと社会の法制度を色々知っていなくてはと感じました。

話は逸れましたが、その後介護認定を受けました。

その時に出会ったのがTさんといつケアマネージャーさんでした。

このTさんがまたまたすごく良い人。

話し方も雰囲気も優しいオーラ全開で、こちらの立場に立って考えてくれる人だったのです。

お洗濯や掃除は手探りと何とかできそうだけれど、調理だけはどうしても難しいからヘルパーさんにそこを助けてもらいたいというこちらの願いを聞いてくださり、それにあった介護支援計画を作ってくださいましたし…

頻繁に電話してくれたり、訪問してくれ体調のことや来ていただいている事業所さんのことなど話を沢山聞いてくれ、いつも母のことを気遣ってくださいました。

本当に素敵なケアマネさんだったのですが、去年退職することになり担当のケアマネさんが変わることになってしまいました。

今のケアマネージャーさん、決して悪い方じゃないんです。
たぶんこれが普通?のケアマネさんなんだと思いますが、最初のケアマネさんが良すぎたんです…

どうしても比較してしまってTさんならこんな言い方はしないのに次の方はなんか違うと…

一度生活レベルをあげるとさげられないのと一緒です。

でももうTさんはいないので慣れていくしかないのです。