誰もが一度は遊んだことがある「人生ゲーム」。
人生ゲームは、タカラトミーが発売しているボードゲームですが、今年、そのFIRE版となる「人生ゲームFIRE」が発売されました。
人生ゲームFIRE(日経新聞Web版:2024年6月26日より抜粋)
https://drive.google.com/file/d/1udNV4FW3lCtDGo1kUrq0VHZz3VIcHBb4/view?usp=drive_link
今や、「億万長者になってゴールする=FIRE」と関連付けられるほど、すっかり浸透したFIREですが、だったら「実際、身近にFIREしている人がいるのか?」というと、ほとんどいないのが実情でしょう。
多くの人がFIREできない理由は、FIREに至るまでの方法を知らないからです。
もし、「自分はFIREを目指す」と決めた際、一番始めにすべきこととは何でしょうか。
おそらく、ほとんどの人はお金を増やす手段を考えるでしょう。たとえば、「株式の勉強を始める」「FXで稼げる教材を購入する」「NISAで投資信託を買う」等々。
勉強が必要なのは当然とはいえ、FIREを目指すに当たって、最初にすべきなのは、自身の資産を把握することです。
FIREに近づいていくためには、自分の収支状況を明らかにした上で、資産運用を行うための元手を確保する必要があります。
元手とは、収入から支出を差し引いたものになりますから、ここがマイナスになっている場合は、まずはマネーレコーディングを行い、家計を黒字にすることから着手してください。
よく、手元の資金を増やそうとして、生活費などを投資に回してしまう人がいますが、それでは本末転倒です。お金に働いてもらうためにも、まずは家計の管理をしっかり行うことがポイントになります。
もし、家計状況を調べた結果、赤字になっていたとしたら、真っ先に取り組むべきこととは節約です。
節約と聞くと、とにかく食費や日用品などの変動費を切り詰めようとしがちですが、効果的なのは通信費や生命保険、使っていないサブスクリプションなどの固定費を削減することです。
意外によくあるパターンが、実際は資産運用をせずとも、すでにFIREの近くにいるにも関わらず、下手な運用に手を出すことで、かえって資産を減らしていることです。
たとえば、毎月分配型投資信託や社内積み立てを行っている、似たような生命保険にいくつも加入する、手数料の高いアクティブファンドを購入する、等々。
何とかして資産を増やそうという気持ちは分かりますが、「何でも良いから資産運用」ではなく、先にきちんと自身の資産や収支状況を把握し、将来的な見通しを立てていれば、闇雲に投資商品に手を出すようなこともなくなるのではないでしょうか。
この度、FIREを目指す際に必要となる知識をお伝えするセミナーを企画しました。
【〜老後貧困にならないために正しく理解する〜間違いだらけのFIRE解説セミナー】
https://www.matano.asia/event/fire/
本セミナーでは、FIREと私たちを取り巻く環境の変化や、FIREをどのように実現していけばいいのか、FIREの概念を4つに分けて丁寧に解説いたします。セミナーの後半では、ゲスト講師をお招きし、実際の取り組み等についてもお話しいただきます。
FIREに興味がある方は、ぜひ参加をご検討ください。
俣野成敏
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