今さら言うまでもないことですが、健康とは、人間の幸せの土台となるものです。どんなにお金があっても、家族やたくさんの友人がいても、健康でなければ、せっかくの幸せも半減してしまうのではないでしょうか。
健康が大事なことは、誰しも頭ではわかっていても、20代、30代のうちは、体も比較的元気なため、体へのメンテナンスにお金を払おうと思う人は、そこまで多くはありません。
しかし、元気だった人たちも、40代に入ってくると、徐々に体の不調を感じるようになります。「健康とは得難いもの」と考えるようになるのは、この頃からです。
今、この文章を読んでいて、「自分も、いつまでも健康でいたい」「健康でい続けるためには、投資も厭わない」とお考えの人は、次のステップとして、何をすればいいのでしょうか。
何を対象にしていようとも、「投資をしたい」と思ったら、まずはご自身の資産状況を明らかにした上で、ポートフォリオを組み、稼いだお金の一部を貯蓄に回し、その中から投資費用を捻出しなければなりません。
もし、すでに資産運用を行っている人であれば、投資をして得た利益の中から、健康のために使う資金を出せば、自身の資産を減らさずに、健康への投資を行うことができます。
ご自身のポートフォリオの一環として、健康への投資も組み込めば、より安定的に投資をし続けられるでしょう。資産運用であれ、健康への投資であれ、大事なのは継続することです。
私はかつて、デビュー作となった書籍『プロフェッショナルサラリーマン』の中で、「自分の頭脳に給料の手取りの10%を投資しよう」と提唱しました。
若い時から、自分の頭に投資をして能力を上げることは、長い目で見れば生涯メリットが非常に大きくなりますから、強制的に毎月の給料から10%を投資に回すと決めて、それを使い切ることが大事だと書いたのです。
一般的に、仕事をこなす能力というのは、年齢が上がっていくほど熟練していくものです。ですから若いうちから、自分に投資をしようと考える人は結構います。しかし体に関しては、健康なうちは、なかなかそうは思いません。
若い方であっても、健康にお金をかけるべき理由は、今はまだ、リバースエイジング(若返ること)ができないからです。
現在、可能なのはスローエイジング(老化の進行を遅らせる)です。ですから、少しでも早く始めたほうが有利なのです。
私からのご提案としては、20代の方であっても最低、手取り給料の5%、30代の方は最低でも10%を、健康のために費やしていただきたいと考えています。
その際、大事なのは「使い切る」ことです。使い切ると決めれば、無駄遣いはできませんから、何とかして有効に使おうと考えるはずです。
「健康への投資って一体、何をすれば良いのだろう?」とお悩みの方は、よろしければ、以下の書籍を読むことから始めてみてはいかがでしょうか。ぜひ一度、お手に取っていただければ幸いです。
好評発売中!『トップ1%の人だけが知っている「若返りの真実」』
https://www.amazon.co.jp/dp/429612238X/winwinproject-22
俣野成敏