こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 今の若い人にとって、“出世”という言葉は、もはや死語に近いのかもしれません。それよりも、彼らは「週休3日制」とか「ワーケーション(リゾート地などで休暇も兼ねて働くこと)」といった言葉のほうに、チャンスを感じているようです。

 

週休3日制 導入の課題

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD135MX0T10C21A5000000/

 

 実のところ、どこにいても仕事になる人にとっては、ワーケーションという言葉は、特に目新しい概念ではありません。ただ、これまで会社に通勤していた人が、「バカンスに行きながら仕事もできる」という情景に、想いを馳せているのでしょう。

 

 普通に考えて、給料を減らさずに働く時間を減らそうと思ったら、短い時間で今までと同じ成果を出す必要があります。それができないのだとしたら、「働く時間が減る分、給料も減る」ことになります。

 今後、週休3日制が本格的に普及してくれば、やがて強制的に週3日が休みになり、その分、少ない給料でやりくりするのが当たり前の世の中になるのでは無いでしょうか。

 

 実は、「週休3日制」の根底にあるのは、シェアリングエコノミーです。働き手が減る以上、足りない分に関しては、同じ人に2社、3社と働いてもらうしかありません。

 とはいえ、それも過渡期の間だけのことです。その後は、AIや自動運転などが、不足している労働力を補う世の中がやってきます。

 

 つまり言葉を変えると、会社にとって週休3日制とは「体の良いリストラ」です。不要な労働力を、首を切らずに時間だけ削ることでカットし、人件費を圧縮できる、というわけです。

 

 ワーケーションによって、今後は労災の概念もなくなっていくでしょう。

 そもそも、自宅で仕事をしている分には、労災など起きません。しかし、「山の上で仕事をしています」「浜辺で仕事をしています」となった場合、労働者が自主的に仕事をする場所を選んでいることになります。そこで事故に遭ったとしても、労災扱いにはしてもらえないでしょう。

 労災という制度自体が、今後はなくなっていく可能性もあります。

 

 ここ数年の間に、「働き方改革」「副業の解禁」「テレワークの推進」等々、私たちの労働環境が大きく様変わりしています。ワーケーションや週休3日制の導入も含めて、これらに共通しているのは「自己責任の増大」です。

 

 結局のところ、自由とは自己責任に比例しています。会社が決める割合が減り、自分で決めなくてはならない範囲が拡大している、ということですから。それを「面白いと思えるかどうか?」は、あなた次第になる、ということです。

 

 これからの時代、サラリーマンという制度にしがみつこうとする人にとっては、辛いものになるかもしれません。

 けれど、「この機に自分の自由な領域を増やしたい」と考えている人にとっては、チャンスに満ちあふれた世の中だと映るでしょう。たとえば「週休3日制が導入されれば、給料は減っても自分の時間が増えるから、この時間を使って自分のビジネスを始めよう」といったように、です。

 

 どのような時代も、必ずプラスの面とマイナスの面があります。どちらか片方しかない、ということはありえません。逆に言うと、たとえ自分にとってはピンチにしか見えないことの中も、必ずチャンスの芽が潜んでいる、ということなのです。

 

 ですから、仮に自分にとって「最悪だ」と思うようなことがあっても、そこに何かプラスの要素が潜んでいないかどうか、注意深く観察することをオススメします。

 あなたにはぜひ、ピンチの中にもチャンスを見つけられるようになっていただきたいと思っています。


 

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 ありがとうございました。