情報を行動につなげられるようになるには? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 ご存じの通り、現在は情報が溢れている世の中です。これによって便利になった反面、多くの人が情報の波に溺れてしまっているようにも見えます。

 せっかくたくさんある情報を、活かすことができないのはなぜでしょうか。

 

 先日、私がビジネスオーナーをしている会社の従業員から、このような相談を受けました。

 そのスタッフは、入社2年目の若手社員です。最近は、自分が先輩になったというので、傍目からは張り切っているように見えました。

 ところが、当の本人は「自分の発言が間違っていたらどうしよう」「もしそうなれば、後輩が困るかもしれない」といったことを心配していました。

 

 実のところ、「正解だけに価値があって、間違いには価値がないのか?」というと、そうとは限りません。にもかかわらず、正解ばかりを求めてしまうのは、或いは本人の資質とは関係のない要因もあるのかもしれません。

 

 私たちは長年、学校教育の中で繰り返し、正解を答える訓練をさせられ、「合っていることが正しい」という価値観を植え付けられてきました。

 そのせいもあるのか、私たちは、必要以上に間違えることを忌避しようとする行動を取りがちです。

 それが、何かを変えたり、新しいことを始めたりする際の障壁になっているような気がしてなりません。

 

 実は、この状況は必ずしも若手に限ったことではなく、老若男女に共通しています。

 たとえば、私は自分のビジネスの合間に、副業を立ち上げる方法を指南しているのですが、ここでも時々、同じ現象を目にします。

 受講生の中には、答えを求めて、繰り返し私のところに聞きにくる人がいます。しかし間違えることを恐れて、それ以上、動くことができないのです。

 

 結局のところ、自分がやろうとしていることが上手くいくのかどうかは、やってみなければわかりません。「合っていることでなければ、行動しない」というようでは、いつまで経っても行動できないことになってしまいます。

 

 確かに、行動に移してみた結果、「やはり失敗した」となれば、自分が傷つくかもしれません。しかし、少なくとも「この方法ではダメだ」ということがわかります。そうなれば、次につながる可能性もあるでしょう。

 一方、行動しなければ、自分が傷つくこともないかもしれません。でもその代わりに、自分が欲しいモノも永遠に手に入らなくなります。

 どちらを選んでも、リスクがあるということです。

 

「行動できない」という悩みに対する対処法は、実はとてもシンプルです。自分自身に対して、「本当にそれが欲しいのか?」と聞いてみればいいのです。

 人は、本当に欲しいモノであれば、いやが応にも行動せざるを得ません。ですから、行動できないということは、必要なモノを必要だと認識できていないか、本当は欲しいモノではないかの、いずれかです。

 

 最初に話した「自分は間違っているかもしれないから、後輩に指導できない」という従業員の話しは、要は「自分に自信がない」ということです。これについては、先に自分の持っている答えに確信を持つ作業が必要です。

 自分の答えに確信を持てるようになるには、「自分自身もそれを実行してみて効果を実感する」とか、「上司と答え合わせをしてみる」とか、いくつか方法があると思います。

 

 情報は、ただ単に持っているだけでは意味を成しません。確信を持てるだけの工程を経た後に、ようやく生きた情報になります。何より大事なことは、その情報を活かして行動につなげることです。

 そうやって、初めて真の意味での価値ある情報を手に入れたことになるのではないでしょうか?


 

 ありがとうございました。


 

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