こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 現在は、真面目にサラリーマンをしていても、収入は増えず、お金を銀行に置いておいても、ほとんど利子が付きません。このような世知辛い世の中で、収入をいきなり増やすというのは、至難の技でしょう。

 そこで今回は、現在、まぐまぐメルマガスタンドで連載中の有料メルマガ『俣野成敏の「トップ1%の人だけが知っている『お金の真実』」実践編』より、お金が貯まる小技を2つ、内容を抜粋してご紹介したいと思います。


 

【お金が貯まる小技その1:住宅ローンを繰上げ返済しない】

 

 日本人にとって、馴染み深い住宅ローン。マイホーム購入の際には、ほとんどの人が利用していることと思います。

 その際にありがちなのが、ボーナスなど「余裕資金ができた際に行う繰上げ返済」です。

 

 繰上げ返済をする多くの方に、おそらく「自分に何かあった時のために、返せる時に返しておこう」という心理が働いているのではないかと思います。

 しかし、通常は住宅ローンを組む際に、団体信用生命保険(団信)に加入するようになっています(団信は、ローンの中にあらかじめ組み込まれているものと、別途費用がかかるものがあります)。

 団信に入っている場合、加入状況によっては、生命保険などを新たにかける必要がない場合もあります。また逆に、団信も金利上乗せなどの費用がかかる任意保険という形が一般的ですから、それに代わる資産をお持ちの方や、団信よりもメリットを感じる保険がある場合は外すことも可能です。

 

 住宅ローンを借りる最大のメリットとは、「金利が、かなり安く抑えられている」という点です。仮に、クレジットカードなどで分割払いをすると、だいたい年利15%が普通ですから、住宅ローンの金利は、破格の安さだと言えます。

 これはある意味、安い金利でお金を調達できている、ということです。ですから、借りることによってできた余裕資金を、別のもっとリターンの高い商品に投じる、という方法もあります。

 逆に、住宅ローンを繰り上げ返済している一方で、クレカの分割払いなどを利用しているようでは、それこそ本末転倒というものです。


 

【お金が貯まる小技その2:車は所有するか借りるか?を選ぶ】

 

 続いては、車です。ここ数年は、シェアリングエコノミーがずいぶん浸透してきた影響もあり、車を所有する人も、かつてほどではなくなっています。

 車を所有する場合、車の購入代金やガソリン代、駐車場代などの維持費や洗車などの手間を考えると、仕事などで毎日使う人でない限りは、必要に応じて借りたほうが結局は安上がり、という場合が多いでしょう。

 

 そうは言っても、もちろん「車が大好き!」という方や、郊外にお住まいの方、毎日使う方などにとっては、車のない生活が考えられないことは、言うまでもありません。

 そういう方にぜひ検討していただきたいのが、カーシェアリングサイトに登録して、車を貸す側に回るという選択肢です。空いている時間を貸し出しに回し、それで固定費を節約する、ということを考えてみてはいかがでしょうか。

 たいていのシェアリングサイトは、借りるだけではなく、貸すことも可能です。ここでリピーターを何人か持って、上手く回していければ、ローンもそれでカバーできるかもしれません。

 

 車の購入を検討される方は、やはりキャッシュよりはローンを使うことを検討されたほうがいいと思います。理由は、世の中にはカーローンよりも資金を有効に運用する方法があるためです。利回りは、受け取る側になる時も、支払う側になる時も、常に比較対象となります。

 なお、車購入の時には、値引き交渉ができます。間違っても、言われたままの金額で契約しないようにしましょう。

 その際、気をつけておかないと、本体を値引きした分、ローンの金利を引き上げられる場合があります。事前にローン金利の比較をしておくと安心でしょう。比較をする際のコツは、あくまでも総支払額と、金利で比較することです。

 

 車だけに限らず、契約する際は、相手から言われたことを鵜呑みにしてしまうと、損をしかねません。必ず下調べをすることを、どうぞお忘れなく。


 

※本メルマガは、有料メルマガVol.127を抜粋したものです。メルマガは月3回配信され、月額500円(税別)となっております。初月は無料でお読みいただけますので、よろしければぜひ、この機会にお試しください。

 

俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編

https://www.mag2.com/m/0001673621.html

 

 

ありがとうございました。