早期に昇進する人は、一体どんな工夫をしているの? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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 こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 会社に入社して数年経つと、同期の間でも、だんだん優劣が付いてきます。スタートは同じなのに、昇進の早い人と遅い人の差が出てきてしまうのは、なぜでしょうか。

 

 その前に、実は、昇進には前提条件があります。意外に見落としがちですが、昇進は会社側に空きポストがなければ、そもそも難しいのが実情です。よって、通常は大手や老舗企業などよりも、急成長をしているベンチャー企業のほうが、昇進しやすいのは確かです。

 私はかつて、創業100年の会社に勤めていました。たとえば、老舗企業などにお勤めの場合だと、だいたい40歳前後になって、ようやく課長職に就く人がポツポツ出てくるような状態です。

 一方、ベンチャー企業にお勤めの方の場合だと、30歳になったばかりで、部長職に就くような方もいらっしゃいます。

 

 このように会社によって、ポストの空き具合や、昇進スピードに違いがあるものの、よく観察してみると、昇進する人に共通して見られる行動は、やはりあります。

 それが何かと言うと、「誰もやろうとしないことをやる」というものです。

 こう言うと、「いったいどんな難しいことをすればいいのだろう?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。けれども、実は多くのことは難しくありません。「やるか・やらないか」の差だけです。

 

 事例をお話ししましょう。これは現在、フリーランスで活動している私の知人の話です。知人は、サラリーマン時代は大手飲食チェーン店で働いていました。

 頑張りが認められ、晴れて店長になった知人は、店長になってからも、赤字店を黒字化し、会社から優秀店長として表彰されました。

 しかし、当の本人は、どうして自分が優秀店長だと言われるのかがわかりませんでした。その人はただ、会社に言われていることをやっているだけで、特別な工夫等はしていなかったからです。

 知人は、「独立した今になって、なぜ自分が会社から表彰されたのかがわかる」と言います。要は、多くの社員は、会社に言われたことすら、きちんとやれていなかったのです。

 

 もう一例、お話ししましょう。これは私が、まだサラリーマンだった頃の話です。ある時、自分のいた部署に、新しい上司が異動してきたことがあります。

 当時、部長で役員をしていたその上司は、就任あいさつの際に、みんなの前で「全員、この部署で改善したほうがいいと思っている点を、どんなことでもいいから挙げてほしい」と言いました。

 それを聞いた同僚たちは、「ただでさえ忙しいのに、面倒なことを言い出す上司だ」という反応を示しました。しかし当時、平社員だった私は「普段、感じていた改善点を伝えるチャンスだ」と思いました。

 大半の人が、付け焼き刃的な意見を書いて出す中で、私は前々から温めていた案を記入して提出しました。

 

 すると後日、上司はみんなの前で「俣野の書いた意見が一番よかった。早速、いくつかは実行に移す」と言ってくれました。

 以来、上司は私に目をかけてくれるようになりました。実はこの後、私は会社を辞めて海外留学に行こうとしたことがあったのですが、この上司が引き止めてくださった上に、私を異例の休職扱いにしてくれました。

 あの時、辞めなかったおかげで、後の「社内ベンチャー立ち上げ→独立」への道が開けたのです。

 

 いかがでしたか?意外に、チャンスは目の前に転がっているということが、ご理解いただけたのではないでしょうか。

 もし次回、あなたご自身が「面倒くさいな」と感じる仕事が回ってきた時は、ぜひ「これはチャンスだ」と考えるようにしてみてください

 さらに周りの人を見て、同じように面倒くさいという反応をしていたら、それこそ他人と差別化を図る絶好の機会であるに違いありません。


 

 ありがとうございました。


 

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