変化を捉え、自分の常識を書き換えられる人がチャンスをつかむ! | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 今日は、「自分の中の常識を書き換える」ことについて、お話ししたいと思います。

 

 常識とは、社会通念とも言いますが、要は「当たり前だ」と思っていることです。誰の中にも、自分なりの常識があると思います。

 なぜ“自分なり”なのかと言うと、それが本当に当たり前のことなのかどうかというのは、実のところ、わかりません。

 前回お話しした怒りの感情とは、ある意味、自分の中の当たり前が裏切られた時に起こります。ですから実際は、思っている以上に自分の中の常識と、現実との間でズレが起きている、と言えるでしょう。

 

「常識を書き換える」という作業は、口で言うほど簡単なものではありません。もともと常識というのは、自分がこれまで生きてきた環境や、受けてきた教育、人間関係などの中で、いつの間にか形成されてきたものです。

 厄介なのは、自分の中の常識が間違っていたり、現実とのズレが生じても、そのことに気づきにくい、という点です。自分の中では「それが当たり前」であるために、「向こうが間違っている」と考えがちです。

 自分にとって「そうなるのが当然」と思っていることを疑う、というのは非常に難しいのです。

 

 事例として、私の中の常識が書き換わった時の話をしたいと思います。

 私が学生だった頃の日本は、バブル景気の最盛期で、先輩たちから羽振りの良い就職活動の様子を聞かされていました。

 今の若い方にとっては、想像しづらいかもしれませんが、当時は「公務員になるのはしょぼすぎる」と思われていた時代です。高学歴であることと、上場企業に就職できるかどうかが人生の分かれ道だと言われていました。

 その後、バブルが弾けて、日本は低成長の時代に入るわけですが、まだ終身雇用制が機能していて、起業も今ほど身近なものにはなっていませんでした。

 私はギリギリのところで、運良く上場企業に就職することができましたが、これを喜んだのは、私よりも母のほうでした。親からすれば、「これで子供の一生は安泰だ」と思ったのでしょう。

 

「一度就職したら、定年まで勤め上げるのが当然」という世の中を生きていれば、それが当たり前だと考えます。

 私が、その考え方に疑問を抱いたのは、会社が50年ぶりの赤字を出した時でした。2度に渡って社内でリストラが行われ、多くの年配社員が肩を叩かれ会社を去っていきました。

 その様子を見て、初めて「“定年まで勤めるのが当たり前”という常識は本当なのか?」と思ったのです。

 

 それまでの私は、「仕事で振り切っていない」という想いを抱いていましたが、常識に捉われて、自分の気持ちにフタをしていました。しかし、ことここに至っては、自分の常識が、すでに過去のものになりつつあることを、認めないわけにはいきませんでした。

 だから、社内のイントラネットで「社内ベンチャー募集」のお知らせを見た時、その告知が、まるで私の目の中に飛び込んできたかのように感じたのです。

 

 今また、世の中は変わりつつあります。すでに終身雇用制は崩れ、年金制度も限界を迎えている中で、人々は副業で収入を確保しようと躍起になっています。

 多くの場合、人は変化によって生じたズレに違和感を感じることで、初めて自分自身を見つめ直す機会を得ます。世の中が変われば、常識も変わります。

 そういう時はどうか、自分の心の中の小さな声に耳を澄ませてみてください。「何かがおかしい」と思った時に、その理由に向き合う勇気を持つことで、次へのチャンスが生まれるのです。

 あなたの心の声は、あなたに何を伝えようとしていますか?


 

 ありがとうございました。


 

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