人間関係に悩んでいる人は、発想を転換してみよう! | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 人は無人島にでも行かない限り、他人と縁が切れることはありません。会社以外にも、友人、家族、近所付き合い等々、必ず付いて回ります。

 

 これはまだ、私が自社の社長を務めていた頃の話です。当時、スタッフの採用面接は、私にとって、もっとも重要な仕事の1つでした。

 面接をしていると、応募者からしばしば聞かれたのが「御社の人間関係はどうですか?」という質問です。私は、この質問にいつも違和感を感じていました。

 

 そこである時、面接に同席していた私の部下に、「人間関係について聞いてくる応募者をどう思う?」と聞いてみました。

 すると部下からは、次のような答えが返ってきました。

「会社にとって、人間関係はもっとも大事だと考えています。まだまだ、自信を持って『弊社の人間関係は良いです』と言える状態ではありませんが、そう言える会社にしていきたいです」と。

 私は、なるほどとは思いましたが、「そうじゃなくて、あの人たちは『うちの人間関係が良かったら入ってもいいです』と言っているのと同じなんだよ」と言いました。

 当初は月並みな受け答えしかできなかったこの部下が、今では私に代わって社長を務め、次世代の幹部育成に当たっている間宮です。

 

 実のところ、会社の社風は1社員がどうこうできるものでもないでしょう。たとえ自分から明るく振る舞ったとしても、周りがそれに同調してくれるとは限りません。

 それでも、少なくとも自分の仕事を進める上で、周りの影響を受けないようにすることだったらできます。

 

 ポイントは、「他人を変えようとしない」ことです。

 人には、それぞれ「こうすることが正しい」という自分なりの正義があります。それ自体は悪いことではありませんが、時として、人はその基準を他人にも当てはめようとします。

 けれども、他人には他人の正義がある上に、人は他人から押し付けられることを嫌います。ここに軋轢が生じてしまうのです。

 

 私からのオススメは、「自分の目的を達成させることに集中する」ことです。事例をお話ししましょう。

 

 これは、私のセミナー受講生Sさんの事例です。ある中小企業の総務部に務めるSさんは、ある時、注文した事務用品と違うものが届いたことに気づきました。

 そこで、メーカーのコールセンターに電話をすると、運悪く新人のオペレーターにつながってしまいました。

 手際の悪いオペレーターに、Sさんは少々イラっとして、電話をかけ直そうかと思いました。

 しかしここで、Sさんは私のセミナーで学んだ「自分の目的達成に集中する」という言葉を思い出し、心の中で自分にこう問いかけました。

「18時までに受付を済ませないと、用品の到着がさらに遅れるし、たとえ電話を掛け直しても、ベテランのオペレーターにつながる保証はない。

 オペレーターに気持ち良く対応してもらうのと、用品を期日までに納品してもらうのと、どちらが大事か?」と。

 こうしてSさんは、不慣れなオペレーターに辛抱強く対応し、用品を期日までに納品してもらうことができたのです。

 

 人は多くの場合、予想外の出来事が起きると、その場の感情に流されがちです。そうなると、本来の目的を見失い、場当たり的な対応に終始してしまいます。

 

 結局のところ、良い人間関係のところで働きたいというのであれば、基本的には「その場を変えるか」「他の場所へ行くか」しかありません。だから一番確実なのは、自ら人間関係をつくる側に回ることです。

 とはいえ、そこまでしなくても、目的に集中できるようになるだけで、あなたの仕事を邪魔する要因は、グッと少なくなるはずです。


 

 ありがとうございました。


 

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