「もっと自分の評価を上げたい」と思った時は、どうしたらいい? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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 こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 いつの世も、仕事でもっとも難しいのは人間関係だと言われています。仕事をするに際し、ひときわ重要なのが上司との関係です。

 

 万一、デキない上司に当たってしまったら、部下の立場としては、理不尽さを感じずにはいられないでしょう。時に「何でオレがこんなやつの下で働かないといけないんだ?」と思う気持ちも理解できます。

 しかし、その気持ちを引きずったまま仕事をしていると、いつしかその気持ちが相手に伝わって、関係がこじれてしまいかねません。

 

 この状態を改善するには、発想の転換が必要です。

 

 本来、あなたは、仕事でご自身の能力を発揮し、評価されることが望みなのではないでしょうか。

 実のところ、「上司がデキる人かどうかと、自分の評価には、あまり関連性がない」と言ったら、あなたは驚くかもしれません。

 

 私は20年近くにわたり、自らマネジメントに携わってきました。そこで今回は、私のこれまでの経験上、「基本的に評価は上司の出来には左右されない」ということを、例を挙げて示してみたいと思います。

 

 まず、世間でいうデキる上司とは、一般的には「仕事が早い」「指示が的確」「誰に対しても分け隔てない」といった特徴を持つ人のことだと考えられています。

 けれど実際は、上司の仕事の処理速度は普通で構いません。早いに越したことはないものの、ルーティンワークが早いことが、上司の仕事の本質ではありません。

 上司の本当の仕事とは、部下の長所と短所を見極めて、長所を活かせる仕事を割り当てることです。こうすることで、同時に部下の短所が表に出ないようにする効果があります。

 

 部下にとって、デキる上司に当たるかどうかは、ほとんど運です。おそらく現実的には、当たらない可能性のほうが高いでしょう。

 とはいえ、不出来な上司に当たってしまっても、嘆く必要はありません。

 

 もともと、上司の評価がどうなっているのかと言うと、部下が取ってくれた得点が、そのまま自分の得点になります。つまり、どんな上司であっても「部下に高得点を取ってもらいたい」と考えています。

 とはいえ、デキない上司は、部下の能力を見極められないので、とりあえず目の前にある仕事を振ってくるでしょう。部下は、たとえ嫌な仕事であっても、やらなくてはなりません。

 

 しかし部下の中には、ランダムに割り当てられた仕事であるにも関わらず、良い結果を出してくる者もいます。

 上司が部下に結果を出し続けてもらうためには、成果の出た仕事を、より多く振るのが一番です。

 ですから、たとえ上司が部下の能力を見極められなかったとしても、必然的に、成果の出る仕事をメインに振ってくるはずなのです。

 

 確かに、不出来な上司に当たってしまったら、デキる上司よりも、評価されるまでに時間がかかるかもしれません。

 それでも結局のところ、評価はいずれ落ち着くところに落ち着く、ということが、ご理解いただけましたでしょうか?

 

 それでは、部下の立場にいる人は、どうすればいいのでしょうか。それは、「この仕事が次につながる」と信じて仕事に取り組むことでしょう。

 ここで、「自分の仕事を上司の手柄にしたくない」とか「この上司は、どうせオレの能力を正当に評価できない」などと考えて手を抜くと、結局、自分に良いことはありません。それよりも、その先のことを考えてみてください。

 実際は、「どのような上司であっても、オレが出世させる」と思うくらいがちょうど良いのではないでしょうか。


 

 ありがとうございました。


 

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