モチベーションの低い部下をどうしたらいい? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

サラリーマンとして働いて数年経てば、後輩や部下ができるのは自然な流れでしょう。多くの先輩方は、彼らを見ながら「どうしたらもっとモチベーションを高く持ってくれるのか?」といったことで頭を悩ませているのではないでしょうか。「部下や後輩を上手く導けない」というのは、中堅サラリーマンの方にとって、重要な課題の1つなのではないかと思います。

 

1つ、事例をお話ししましょう。以前、呼ばれて参加した、ある中小企業経営者の懇親会の席でのことです。たまたま隣に座られた方は、町工場に近い製造業の二代目でした。その方は、初代社長だったご自分の父から事業を引き継ぎましたが、「従業員の覇気がまったくない」とボヤいていました。

 

話によると、ほとんどの従業員が、父の代からその会社に勤務しています。二代目が、みんなと親睦を深めようとして、休日のレジャーを企画したり、「会社をよりよくしたいから、意見を聞かせて欲しい」などと言っても、冷めた目でまったく乗ってこないのだ、と言うのです。

 

残念ながら二代目社長と、従業員の方々とでは、立場からしてまったく違います。二代目社長としては、「この会社を潰さないよう、何とかして盛り立てなくては」といった想いでいるのだとは思います。しかし従業員の方々にとっては、会社の行く末よりも、ご自身の生活のほうが、はるかに気になるでしょう。

 

もしかすると、従業員の方は「この会社が今後どうなるのか、こっちが聞きたいくらいだ」と思っていたのかもしれません。日々の生活に一杯一杯になっている人に、会社をよくする意見を求めても仕方がない、といったところでしょうか。

 

もともと、二代目社長というのは、どうしても創業者と比べられがちです。創業者の子供だからといって、創業時の荒波を乗り越えてきた初代と、それを知らない二代目との差は歴然としています。

 

いずれにせよ、もし、相手を動かしたいと思うのであれば、自分の立場からモノを言うのではなくて、「相手にメリットがある話とは何なのか?」という視点を持つことが大切です。相手に「自分の話を聞いてもらいたい」と思ったら、基本的には

 

1、自らが憧れの存在になって、「この人の話を聞きたい」と思ってもらう

2、相手にとって徹底的にメリットがあることを語って、その気にさせる

…のどちらかしかないでしょう。

 

おそらく、この従業員の方々は、「頑張ってこの会社をよくすれば、自分の生活もよくなる」ということを、感じられていないのだと思います。だとしたら、どのような仕掛けをして、それをどのように伝えれば、相手は動いてくれるのか?と考えなくてはなりません。

 

つまり、言葉は相手によって変える必要があります。管理職の人は部下になった経験がありますが、部下には管理職になった経験がありません。自分には見えているものの多くが、部下には見えていない、ということです。

 

確かに、部下が自分の持つビジョンに共感して行動してくれるのが理想でしょう。しかし、そのような部下ばかりとは限りません。その場合は、もっと直接、その人に響くようなメリットを提示してあげるのがコツです。それは、賞与なのか、昇進なのか、みんなに認められることなのか、コンテストに入賞することなのか?いろいろ考えられるでしょう。

 

結論をお伝えすると、「自分の目指しているものと、部下が目指しているものが必ずしも一致していなくてもいい」、ということです。これは、マネジメントの中でも、かなり核の部分になります。現在、部下や後輩をお持ちの方は、ぜひ今日のお話をご自身に当てはめてみていただければと思います。


 

ありがとうございました。


 

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