「経済が不安定な時は、モノに投資すべし」は本当? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

現在、投資に関心が集まりつつあるのは、社会が成熟化するに従い、以前に比べてお金を稼ぐのが難しくなってきているのが一因でしょう。とはいえ、投資を始めたくても、「何に投資するのがいいのか?」「誰に聞けばいいのか?」といったことすらわからないのが現実ではないでしょうか。

 

私が現在、金融の専門家と共同運営している一般社団法人日本IFP協会公認マネースクールでは、受講生の方にオンライン講座で金融知識を付けていただく他に、毎月コミュニティ内で開催されるオンラインサミットを通じて、コミュニティメンバーが投資を行う際に感じる疑問をタイムリーに解消していただくための“場”を提供しています。

 

そこで本日は、サミット内で挙がった質問をここであなたと共有しようと思います。ぜひ、参考にしていただければと思います。まずは質問からです。

 

「あるアメリカの著名な投資家が、『分散投資の一環として、ビジネス・不動産・株式投資以外に、コモディティ投資も検討するように』というようなことを述べています。マネースクールでもコモディティを推奨していますでしょうか?」

 

この質問について、結論から先に申し上げますと、当マネースクールではコモディティ投資に関しまして、特に推奨はしておりません。コモディティ投資とは、金・銀・石油・穀物などといった商品(コモディティ)に出資することです。オススメしない理由はいくつかありますが、そのなかの1つに「コモディティは価格の上昇・下落はあるにせよ、株式や不動産のように価値を生み出すものではない」、という点が挙げられます。

 

コモディティ価格が上下するのは、主に需要と供給の関係からです。たとえば天候不良による収穫高の増減や採掘状況、採掘国の政治事情などが大きく影響してきます。そういう意味では、コモディティ価格の上下は通貨の為替に近い性質のものです。

 

コモディティと言えば、先物取引がすぐに思い浮かぶと思います。世界初の先物取引市場は、1730年に大阪の堂島米会所(どうじまこめかいしょ)に設立されたのが最初です。世界に先駆けて大阪に開かれた理由は、当時の日本では、米がお金の代わりも果たしていたため、米の値段が安定しないことによる物価変動を避けるためには、何らかの形で相場の変動を吸収する必要があったからです。

 

つまり先物とは価格差益を狙うものではなく、本来は価格差損を回避するためのものです。その目的は「増やすこと」ではなく、「減らさないこと」にあります。コモディティは、もともと実需の影響を受けやすく、また政治情勢にも大きく左右されることから、投資判断が非常に難しいのが実情です。まとめますと、

 

1、コモディティは、新しく価値を生むものではない

2、コモディティとは、主にリスクヘッジ用の資産である

3、コモディティ市場の相場は判断が難しい

 

この3つの観点から、現状では当スクールが目指している「ハイブリッド・クワドラントを実現する」過程において、コモディティはあまり相応しい投資対象とは言えない、と判断しています。ハイブリッド・クワドラントとは、「これからの世の中は、複数の収入源を持つべきだ」という考え方のことで、スクールではそれを実現するための具体的な方法をお伝えしています。

 

ただし、コモディティの中でも金や石油に関しては、今後、面白くなるタイミングがくるかも知れません。以上、参考になれば幸いです。


 

※このメルマガは、まぐまぐメルマガスタンドで現在連載中の有料メルマガ「俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編」の一部を抜粋したものです。メルマガは月に3回配信され、価格は毎月ワンコイン(税別500円)です。初月は無料で購読いただけますので、ご興味のある方は、この機会にぜひお試しになってみてください。


 

「俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編」

https://www.mag2.com/m/0001673621.html


 

ありがとうございました。

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