「言うことがコロコロ変わる」のは、やっぱりダメな上司? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

サラリーマンの方にとって、働く環境というのは仕事の成果にも直結するだけに、やはり大きな関心事の1つでしょう。“環境”の中には、もちろん人間関係も含まれます。組織に属している限り、上司を(多くの場合、部下も)選ぶことができない立場です。

 

たとえば、部下が挙げる不満の1つに「上司の言うことがコロコロ変わる」というものがあります。上司から「これ、やっておいて」と言われたので、他のものを後回しにしてでもやっていたのに、後になって「ごめん、あれなくなった」とか「やっぱりこっちを先にやって」などと言われようものなら、「一体何なんだ」と思うのもムリからぬことでしょう。

 

以前、知り合いの編集者がこうボヤいていたのを聞いたことがあります。「明らかに魅力的な企画ではないのに、営業が上から数字を求められて、『今月は売らないといけないから』と、ムダな予算をつぎ込んでプロモーションを打つハメになった」、と。中には、上司の思いつきに反論できず、「とりあえず私は言われた通りにやりましたよ」という、表面上を取り繕うような仕事をする人も多いのだとか。

 

仮に、その方が仰っていたのが本当なのだとしたら、確かに「意味のない“投資”は惜しい」、という気持ちは理解できます。こうした出来事に日々、心をかき乱されて、すっかり疲れてしまい、サラリーマンがイヤになっている人も多いのが実情でしょう。

 

そのせいか一時期、ノマドワーカー(ノマド)という言葉が流行りました。しかし、「ノマドは自由な働き方ができる」といっても、当人にとっては「たまたま場所を選ばない仕事をしているだけ」に過ぎません。今の世の中、まったくの1人で仕事をしている、という人は、現実にはいないでしょう。

 

事例をお話します。私が複数行なっているビジネスの中の1つに、「ビジネス書の執筆」があります。カフェでも仕事ができますし、1人でパソコンに向かってキーボードを叩けばいいので、まさにノマドです。けれども、その文章を書籍にしてくださる出版社の方々や、できあがった本を手に取ってくださる読者との関わりがあります。

 

読者に書籍を手に取ってもらい、「次もこの人の文章を読みたい」と思っていただくためには、好き勝手に文章を書くわけにはいきません。当然、試行錯誤をすることになりますが、時々、「これではダメだ」と思っても、その文章を捨てるのが惜しくなることがあります。

 

しかし、ここで思い切って捨てないと、良いものは書けません。それまでかけたコストや、労力を惜しむことをサンクコストと言います。本当は、ないのが一番良いにしても、サンクコストは言わば、必要悪とも言うべきものです。仕事の目的が「相手の満足」にある限り、避けては通れません。

 

このように、仕事は1人だろうと、複数だろうと、基本的にやることは同じです。誰かのために仕事をしている以上、形はどうあれ、たいていは相手の反応を見ながら、紆余曲折をたどるのが普通ではないでしょうか。ここでお伝えしたいのは、「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤をしているのは上司も同じ、ということです。

 

コロコロ変わるタイプの上司への対応方法としては、もし「この仕事は上司の思いつきかもしれない」と感じた時に、あえて1日、2日と手を付けずに様子を見る、という方法があります。他には、仕事を受けた際に、その業務の目的と背景を確認してみるのも効果的です。

 

大事なのは、上司のタイプや気が合う・合わないによって、自分のパターンを変えないことです。「上司がどんな人であっても、自分のやるべきことをやる」。それが一番ではないでしょうか?


 

ありがとうございました。


 

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