ドラッカーは「成果と能力は比例しない」と言ったのか? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

なぜ、世の中には成果を上げる人と上げられない人がいるのでしょうか?おそらくビジネスパーソンであれば、誰でも気になるこの疑問に関して、今回はドラッカー博士の名言をもとに解説してみましょう。まずは、以下の文章をお読みください。

 

「成果の上がらない人は、第一に、一つの仕事に必要な時間を過小評価する。すべてがうまくいくものと楽観する。だが誰もが知っているように、うまくいくものなど一つもない。予期しないことが常に起こる。しかも予期せぬことはほとんど常に愉快なことではない。従って成果を上げるには余裕を見なければならない」(P・F・ドラッカー『経営者の条件』)

 

多くの人にとって、意外なことかもしれませんが、博士は成果を出す人と出さない人の違いとして、能力については言及していません。代わりに、述べているのが“時間”です。

 

成果の上がらない人の特徴として、博士が第一に挙げているのが「必要時間の見積もりが甘い」ことです。モノゴトは、まず予定通りに進まないのが普通です。何かをしようとすれば、必ずといっていいほど“邪魔”が入ります。邪魔とは、他の仕事の依頼であったり、クレーム、材料の遅延、人員不足、ステークホルダー間の調整など、多岐に渡ります。

 

ここで、付け加えたいのが「たいていの人は、自分の集中力について理解していない」ということです。私はサラリーマン時代、時々自分の集中力がどれくらい続くのか、ということや、時間帯別の集中度などを測っていました。それによって、重要な仕事をなるべく集中力が続く時などに入れるようにしていました。

 

もし、他人と差をつけたいのであれば、「午後の時間をいかにうまく使うか?」ということを考えるべきでしょう。なぜなら、午前中は誰しも集中力がありますから、そこでは差はつきません。お昼を食べ、疲れてくる午後が勝負となります。

 

続いて、ドラッカー博士が挙げている第二、第三の理由を見てみましょう。

 

「(成果を上げられない人は)第二に、急ごうとする。そのためにさらに遅れる。成果を上げる者は時間と競争しない。ゆっくり進む。第三に、同時にいくつかのことをする。そのため手がけている仕事のどれ一つにもまとまった時間を割けない。いずれか一つが問題にぶつかるとすべてがストップする」(P・F・ドラッカー『経営者の条件』)

 

おそらく、これを読んで「オレ、両方やっているな」と感じた方がいらっしゃるのではないでしょうか。どちらも、時間のない現代社会では、ごく普通に行われていることです。私たちは、少しでも多くのタスクをこなそうと、仕事を手早く終わらせようとし、時間短縮のために、同時に2、3のことをこなすことも珍しくはありません。

 

ドラッカー博士は、「細切れの時間では意味がない」とも言っています。確かに、ちょっとした隙間時間に本を読んだり、調べ物をする、専門用語を暗記する、といったことは可能です。けれども、細切れの時間を使って大きな仕事を成し遂げることはできません。「1度に1つのことに取り組む」ことこそが、困難な仕事を成し遂げる秘訣だ、と博士は述べています。

 

私の場合、集中力が途切れる要因の1つは、「同じことばかりやっていると飽きる」ことです。ですから、1度に1つのことを、自分の集中力が続く間は続けて、途切れた時点で別の新しい仕事を入れます。こうやって、連続して重要な仕事をこなせるようにしています。

 

あなたもぜひ、ご自身の集中力の傾向を知り、それに合わせたお仕事をしてみてはいかがでしょうか。これだけでも、その後の成果に大きな差が出ることは、間違いありません。


 

ありがとうございました。


 

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