出世したい人の多くが見落としている盲点とは? | 俣野成敏オフィシャルブログ「脱 サラリーマン思考」Powered by Ameba

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こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

もし、「(あなたは)出世したいですか?」と聞かれたとしたら、あなたはどのように答えるでしょうか。少し前に「多くのサラリーマンは一生、平社員のままで終わる」という内容の書籍がベストセラーになって、世間に衝撃を与えました。その一方で、「管理職になりたくない」と考える若者が増えている、とも言います。それはもしかしたら、「自分にはムリだ」と諦めているのかもしれません。

 

一体、サラリーマンとして出世するには、何が必要なのでしょうか?世界的経営学者のP・F・ドラッカー博士は、『経営者の条件』の中で「成果を上げるには、上司の強みを生かさなければならない」と言い、このように書いています。

 

部下が無能な上司を倒し、乗り越えて地位を得るなどということは起こらない。上司が昇進できなければ、部下はその上司の後ろで立ち往生するだけである。(中略)…従って優秀な上司、昇進の早い上司を持つことほど部下にとって助けとなるものはない」

 

もともと、会社はピラミッド型のヒエラルキー(階層組織)を成しており、その特徴は2つあります。1つは、「上に行くに従ってポストの数が減っていく」こと。要は、ポストは減るのに人は減らないので、上に行けば行くほど、そこからあぶれる人が出てくる、ということです。もう1つが「上司の出世が止まれば、その下にいる人たち全員の出世も滞ってしまう」こと。つまり会社は、基本は誰かが引き上げてくれないと出世できない構造になっているのです。

 

ここまでお読みになって、「早い話が、出世は上司次第ということ?!」と思われた人もいたかもしれませんので、事例をお話しましょう。スティーブン・コヴィー博士の『7つの習慣』の中に、このような話が載っています。コヴィー博士がコンサルティングを請け負っていた、ある中小企業の社長は独創的な思考の持ち主でしたが、反面、独断的なところがあり、いつも部下に一々指図し、幹部のこともアゴで使っていました。

 

当然、幹部たちは面白くありません。彼らは、いつも集まっては社長の悪口を言っていました。ところが一人だけ、社長の短所ではなく、長所に目を向けている幹部がいました。社長は、その幹部のことも度々、使い走りにしていましたが、幹部は社長の考えを理解しようと努力し、社長の長所を活かせるように気を配りました。

 

ある日、コヴィー博士が会社にやってくると、社長は博士の前で、その幹部のことを褒め称えました。後日、会議が開かれると、社長は相変わらず幹部に口うるさく言いましたが、例の幹部にだけは「君はどう思う?」と聞いたのです。

 

おそらく、その幹部にはそうする目的があったのでしょう。それは、その社長の優れている点を学ぼうとしていたのか、それとも自分が、いずれ独立する時のことを考えていたのかはわかりません。どちらにせよ、他の幹部たちにとっては最悪の上司であっても、その幹部にとっては大した問題ではなかった、ということです。

 

ドラッカー博士は、『経営者の条件』の中でこう述べています。「上司も人間である。人であれば強みとともに弱みを持つ。しかし上司の強みを強調し、上司が得意なことを行えるようにすることによってのみ、部下たる者も成果を上げられるようになる」と。

 

もし、これをお読みになって、「自分は一生懸命やっているのに、評価されない」と感じている人がいるのであれば、それはもしかしたら、上司を活かすことを忘れているからなのかもしれません。一人で頑張るよりも、上司と力を合わせることによって、それ以上の成果が出せるはずです。これこそが、多くの人が見落としている盲点なのです。


 

ありがとうございました。


 

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