改めまして、
8月にお泊まりした温泉、岳温泉
福島県は二本松市にある
歴史古き温泉地です。
一年中お祭り提灯がぶら下がってるわけではありませんww。
8月に行くとこういう景色が見られます![]()
安達太良山の南東部に位置し
東北自動車道・二本松ICから
約10㎞、10分![]()
![]()
過去に二度ほど、
日帰りでお邪魔してますが
お泊りするのは初めて。
湯めぐりを始めたばかりの2010年に
共同浴場の『岳の湯』さんに。
そして2年前、『奥岳の湯』
奥岳の湯って、
温泉街からちょっと
(いや、かなり)
離れているので
岳温泉とは思ってなかったけど
。
岳温泉観光協会の
『日帰りできる温泉施設』
の中に含まれているので
岳温泉で間違いないらしい(笑)。
ポチッと押してちょうだい~![]()
。
そもそも、岳(だけ)温泉って
みなさまご存じだろうか?![]()
おじゃる☆は、
温泉めぐりを始めるまでは
まったく知らなかった![]()
福島の温泉で知っていたのは
飯坂温泉と
常磐ハワイアンセンターくらいなもんでww。
飯坂温泉は、中学の修学旅行で泊ったからね。
おじゃる☆たちの1学年前までは
修学旅行、伊豆だったのよ。
伊豆は地震が多いってんで
東北に変更になったの。
松島とか中尊寺とかね。
中学生にはもったいない。
今の年齢になってこそ
良さがわかる場所だわww。
さて、そんな(どんな??)岳温泉ですが
実は歴史が古くてすごいんです!!![]()
①岳温泉が最初に歴史に登場するのは
西暦863年(貞観5年)
『日本三大実録』と言う記録の中に
小結温泉と言う名が登場しますが
実はこれ、岳温泉のこと。
今から約1200年前、
すでに京の都に、岳温泉の名は轟いていた!
②平安時代から長く続いた小結温泉は
途中、陽日(ゆい)温泉と名前を変え
江戸時代になると、ますます賑わい栄えていた。
しかし1824年、連日続く大雨と台風により
安達太良山の一画が崩壊、
土石流が温泉街を襲い
陽日温泉は、多くの人びとと共に
一瞬にして山津波に飲み込まれ埋没した。
③しかし二本松藩は
今までの温泉地から6キロほど離れた平原に、
温泉街を再建する。
山津波から一年後には
驚異的な速さで十文字岳温泉が再建された。
が、時は明治維新、変動の時代、戊辰戦争。
敵である西軍の拠点になることを恐れ
地元藩士により温泉街は焼き払われてしまう。
明治元年の事。
④それから3年後、現在の岳温泉の西南部に
深堀温泉として温泉街が再々建されるも
これまた明治36年、
一軒の旅館の失火により、温泉街全焼。
⑤そして度重なる災難にもめげず
ついに現在の場所に岳温泉が再建。
最奥に建つ温泉神社への
参道でもある大通りは
中央に分離帯が設けられ
直線的にまっすぐに伸びる。
両側には商店や温泉旅館。
初めてみた時に
なんて整備されて美しい温泉街だろう
と思ったのだが
それもそのはずだ。
きちんと計画されて設計された
歴史はあるけれど
比較的まだ新しい
(といってもすでに100年を超える歴史)
温泉街だったのねぇ。
今回宿泊した
あだたらの宿 扇やさんは、
その温泉街の上の方、
温泉神社にすぐ近い場所いある。
温泉街に面していて、
建物の横に駐車場も完備、
とても便の良い立地なのであった。
( ゚д゚)ハッ!
まずい!!
お宿の紹介するつもりが
岳温泉の紹介だけで終わってしまった(爆)。
おじゃる☆ブログあるあるww。
次回に続く!













