2021 秋の東北旅 其の二十二
第2章 岩手 座敷わらし伝説 編
これまでのお話はこちら
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座敷わらし伝説の宿 緑風荘
住所: 岩手県二戸市金田一長川41番地
TEL: 0195-27-2131
日帰り入浴 可
料金 大人500円 / 子供300円
時間 10:30~15:00(受付終了 14:30)
2016年5月、6年半ぶりに営業を再開した緑風荘。
こんなに綺麗な新しい建物に、
座敷わらしが出るわけないじゃん!ヽ(`Д´)ノ
って、思ったでしょう?( *´艸`)
ところがどっこい
新しくなっても、亀麿ちゃんはここにいる
この再建された建物、大きな屋根といい、
2009年に焼失した以前の建物とそっくりなの!
(画像でしか見たことないけどww)
以前の面影を残すように、再建されたんだね。
玄関で可愛らしい座敷わらしに迎えられる。
30分遅れのチェックインは、
ちょうど2~3組が重なって混み合っていた。
一組ずつ対応の小さなフロントは、
常に館主さんがスタンバっておられたので画像無し(;´▽`A``。
その横、広い吹き抜けのラウンジでしばし待つ。
(≧∇≦)キャー!!
可愛い座敷わらしチャンみたいな先客さん
お母さんがチェックインの手続きをしているのを待っていた。
亀麿くんは、同じ子供と遊ぶのが大好きなので、
お子ちゃま連れの宿泊客も多い。
この日も、2組のご家族が泊まられていた。
この可愛いお子は、
夜ブログに再登場となるのだが、
それはまた後程のお話し( *´艸`)。
畳敷きの和室だが、暖炉が設置されたモダンなお部屋。
冬には赤々と暖かな火が灯るのであろう。
この部屋を廊下から引きで見るとこんな感じ。
この部屋のすぐ右側にフロント。
左手が、座敷わらし『亀麿くん』の居所、槐の間である。
焼失前は、予約に数年待ちの大人気の客室だった。
現在は宿泊はできない。
お子ちゃまの記念撮影用衣装、
絣の着物も用意されている(笑)。
そもそもなぜ、緑風荘に座敷わらしが現れるのか???
理由がちゃんとあるのだ!!
今からおよそ670年くらい前の南北朝時代、
緑風荘の祖先、藤原朝臣藤房(万里小路藤房)氏は、
南朝の後醍醐天皇に仕えていた。
南朝は敗北し、北朝の足利軍に追われたため
一旦は、現在の東京都あきる野市に身を隠し、
その後、さらに北上して現在の岩手県二戸市にたどり着く。
しかしその道中、連れていた二人の子供のうち、
当時6歳だった兄の亀麿くんが病で倒れ幼き生涯を閉じてしまう。
その際『末代まで家を守り続ける』と言って息を引き取り、
それ以来、守り神<座敷わらし>として
奥座敷の槐(えんじゅ)の間に 現れるようになったと言い伝えられている。
ね?(^_-)-☆
これを知ると、座敷わらしなんているわけないじゃん!!
と思っていたあなたも、
あぁ、それならいるかもなぁ~
って、思えるでしょう?(笑)
再建後は、泊まれる客間としてではなく、
誰でも自由に出入りできる部屋として、
隣のラウンジとともに夜通し開放されている。
槐の間以外の宿泊客でも、
亀麿ちゃんに会えるチャンスが
平等に広がった、というわけヾ(*´∀`*)ノ。
床の間に飾られた亀麿ちゃんの木彫り人形?
折り紙や人形、おもちゃなどがお供えされている。
来訪者は自由にお供えできるが、
帰る際には必ず持ち帰ること。
以前の槐の間には、床の間から溢れんばかりの・・。
いや実際、置ききれないお供えや人形が床の間からあふれ出て
あの部屋に泊まるのは、なかなかに勇気がいりそうだった(爆)。
槐の間の横には広い縁側もあり、
掃き出し窓の外に、亀麿神社が祀られている。
以前の建物と、同様の配置になっているのかな?
亀麿神社に一番近いのが槐の間で、
火事の時には、神社の祠に逃げ込む
小さな子供を見たという目撃談もあるのだって。
正直ね、座敷わらしがいても火事になるのかぁ~?(;´▽`A``
なんて罰当たりなことを、当時思ったような、思わなかったような(爆)。
でも火事の原因が、ボイラーの故障となれば話は別!
文明の機器に、亀麿ちゃんが抗えるわけがない!ヽ(`Д´)ノ
縁側に置かれた文明の機器。
未来型マッサージ機、有料なので利用していない(爆)。
そうそう、槐の間には来訪者が自由に書ける体験ノートや、
オーブが大量に写った、宿泊者の写真が収められたアルバムなど。
自由に閲覧できるものが、置かれているので、
訪れたらぜひ目を通してねぇ~(^_-)-☆
目立たずひっそり置かれているので、
意外とみんな気づいていないんだよね(;´▽`A``。
チェックインの時間帯は、人が多い。
槐の間の画像もいろいろたくさん撮ったけど、
とりあえず昼間は何もなし(爆)。
霊感も何もないので、
簡単に不思議体験ができるとも思っていないけど(;´▽`A``。
でも!!!
ちゃんとこの夜・・・
まぁ、気長に待っていてくだされww。
順番が来て、フロントでチェックインの手続きを済ませると
若いスタッフさんが荷物を持って客室へと案内してくださった。
総じて若くて明るいスタッフさんたち。
本館から温泉暖簾の前を通って客室棟へ。
これは反対の客室側から撮った画像。
突き当りに見えているのが槐の間の縁側だ。
浴室は1カ所で、男女の入れ替えは無い。
日帰り入浴の終わった午後3時から一時間、
4時までが清掃時間となる。
拍子抜けだが、慌てて画像ゲットに走る必要もなく
それはそれで良かった(笑)。
左右にドアが並んだ綺麗な宿泊棟。
今回の部屋は『ききょう』。
12畳の和室。
他に15畳のベッド付き和洋室もある。
和洋室はちょっとだけお高いが人気で先に埋まる。
おじゃる☆が予約した時には、和室しか空きがなかった。
和洋室4室、和室6室の計10部屋。
小ぢんまりとして静かに亀麿ちゃんとの対面を楽しめるお宿である。
次回、お部屋編
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