今実家にいます。姉の結婚式に出席するために一時帰国して、その後しばらく実家でゆっくりする予定でした。

姉の結婚式が終わって3日後、祖母が倒れました。急性心不全とのことでした。高血圧で通院はしていたものの、高齢の割に元気で、わたしが帰ってくるのをいつも楽しみに待っていてくれるおばあちゃん。「みんなにはだまっとらな。」っていつもこっそりおこずかいをくれるおばあちゃん。口うるさいけど、いつも出掛けるときはきちんと背中を押してくれる大好きなおばあちゃん。

救急車で運ばれる時には見たことのない姿になっていて、病院には両親が付き添うことになり、わたしは家で連絡を待ちました。待っている間もその日辛そうにしていたおばあちゃんを思い起こしたり、滅多に座らない仏壇の前で拝んでみたり、今までのおばあちゃんとの思い出とか言葉を思い出して涙が止まりませんでした。おばあちゃんをなくすかもしれないという恐怖で。

HCUという、ICUと一般病棟の間のようなところに入院することになり、その日に面会に行きました。人工呼吸器をつけられていて、弱々しく話すおばあちゃんを見て悲しくて、寂しくて病室でおいおい泣いてしまいました。

この時点では色々な検査をしている状態で、これからどうなるんだろうという不安しかありませんでした。急性心不全という病名を聞いてからもどうしてよいかわからず、お医者さんとおばあちゃんの気力に頼るしかありませんでした。

病院のもの以外食べたり飲んだりもできないし、耳も遠いし、新聞なんかももう読まないので、上の姉の提案でこの間終わった下の姉の結婚式のアルバムを作って見せてあげることにしました。

体調の良い日と悪い日があり、その日は全て見ずに疲れて休んでしまいました。でもあとで、先生にこれは孫とか旦那とか説明していたそうで、喜んでくれていたのかなと安心しました。

体調に波があるのはもちろんですが、心情にも波があるようで、おかゆが水みたいで味がないとか、早く帰りたいとか、早く死にたいとか、検査したくないとか、おらを実験しとらんか?とか、たまに突拍子のない事を言って周りを笑わせてくれます。

家でご飯食べてても、おばあちゃんもこれ食べたいやろなーとか、今もしんどいかなとか考えて悲しくなったりします。

わたしは生まれる前に祖父を亡くしているので、一緒に住んでいる家族をなくすという経験をしたことがありません。30年も生きていればこのような経験やもっと過酷な状況に遭遇することもあると思いますが、わたしにとっては初めてのことで戸惑いました。

その点、お医者さんはすごいなと。おばあちゃんの手を握ったり、背中をさすったりして、「これから良くなるからね。もうちょっこがんばらんか。」って声を掛けてあげてて、おばあちゃんはもちろんだけど、わたしにもすごく安心感を与えてくれて。うちらが言うのと確実に違う重みみたいなものがあって、その一言で精神的にも治療してくれているんだなと。

東京に移動するので、明日の面会後はしばらく、おばあちゃんには会えません。フィリピンに渡航することもまだた伝えていなくて、どうやって伝えようか、それとも伝えない方が良いのかまだ決めかねています。

私にできることといえば、おばあちゃんに会いに行って顔を見せてあげることくらいだと思います。なので今は自分のやるべきことをやったら、できるだけ近くにいて会いに行ける環境を作りたいなと。それまでに早くまた元気になって家に戻って来てくれたら、こんなに嬉しいことはないです。お願いします。こんな時だけ神頼みなんてずるいけどお願いします。

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おばあちゃんともよく行った地元のうみ