1993年
契約金3000万。まったくの無名だが、それだけに大化けする可能性もあり、将来が楽しみ。馬力がありそうだし、粗削りながらも豪快なピッチングをする。プロの水に慣れるのも早いかもしれない。3、4年はみっちりファームでしごいてもらうことだ。

野球は小学校3年生で始めるが、中学ではサッカー部に所属。高校で野球に戻った当初は外野手だったが、3年春より投手に転向した。「夢は一軍に上がってチームの優勝に貢献することですが、今は早くマウンドに立てるよう一生懸命努力していきたい」

スカウトの目「肩をまだそれほど使っていないので体に馬力がある。将来性を買った」

1990年
パンチ力プラス広角打法で猛牛外野争いに殴り込みだ。大学、社会人を経て、26歳の妻帯ルーキーだけに「1年目の今年が勝負のつもり。2、3年してからとは言っていられない」と定位置を狙う。普段はおとなしく真面目な性格だが、ひと度ユニフォームを着れば闘志満々という期待の星だ。

1992年

畑山が仰木監督の目にとまったのは昨秋。「キャンプ大賞」とまで言わせ、グイっと胸を張る。「外野戦争に勝つ。一人でも抜けば評価も変わるはず。」ハッキリと欲も口にするようになった。左打者不足といわれるチームの不安をこの畑山が解消してくれる。

1992年
頑張り屋。ひたすらにプロ野球選手をめざした。一年前の春、大学進学を断念。プロ野球入団テストへ向けて、一年間ひそかに、ひとりぼっちの孤独なトレーニングに耐えて励んだ。カープには3度にわたるテストを受けて合格。「ややサイドスロー気味の変則な投球ながら手首が柔らかいし、キレのいい球を投げる」とは備前チーフスカウトの評。今後、体全体の筋力がついてくれれば、著しい飛躍も期待できる。

契約金1000万。テスト生として、昨年秋の日南キャンプに参加し、みごとに合格。ドラフトにかけられた。速球にみるべきものがある。バッティングもよく、高校時代の打率が4割というから大変なもの。投手でいくか、打者でいくか、ちょっと迷うところ。