島津語録(295)新しい年を迎えて | Adept・Mentor 島津成晃の語録

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 明けましておめでとうございます。連日、晴天の中、戌年の始まりであります。運気の流れ等を見れば、正確には節分が日本の新しい年になりますが、とにもかくにも多忙なだけで余り歴然と実りがなかった酉年が終わり、新しい年を迎えました。事件も事故も多く、毎日の様に悲しい報道もありましたが、今年は皆でポジティブに強い年に致したいと思います。
 例年の如く大晦日の夜に集られた方々と神前に座し、一月一日を待ちました。除夜の鐘と共に遥拝をし八拍手を打ち、祓い潔めの鈴を振って祝詞を奉上致し、それぞれの祈願を祈念致しました。誠に厳かながら、本年は強い力でありました。
昨年を大切に生きた人、また本年も真剣に生きる者にとっては、必ず正しい判断がもたらされると思います。
 さて、時代に依って当時育った人達をゆとり世代等と極め付けたり老いた者を邪魔にして認知症と片づけたり、何かにつけて人をさげすみ心ない軽薄な人が増えた様に思います。そう発言する事に依って自分をアピールするつもりなら全く勘違いであり、噴飯物であります。いつも心に謙虚さを持ちましょう。それが自分自身を高める事にもなり、人格が向上致します。また正確な美しい言葉を使う事は、その人をも美しい心の持ち主と思わせると思います。私も折々国語辞書を開き言葉を確かめる事があります。草も花も樹木も、そして人間も穏やかな中だけでは育ちません。風もあり嵐もあり、雨あり地の震えもあって、それを乗り越え逞しく成長するのです。おかしい事に、何の心配もせず志も持たず成人した者は、いざと云う時の踏ん張りがないと良く云われます。鍛えられて、悩んで考えて積み重ねた努力の上で社会人になった人は、例え困難が起きても対処する頭脳と広い視野が身につくものです。
 どうしてこんなに色々の事象が起きるのだろうと云われる方がおられますが、それは自分の「生まれた役目」かもしれません。冷静に判断してプラスに持って行く為に自分を作って行く事に貪欲になりましょう。知識欲・行動力が衰えないと云う事は素晴らしい御先祖様からの贈り物であり励ましだと思います。私共に学びに来られる方達は皆御先祖様を大切に思い、自分を大切にされています。そして様々の知識を深めようと学ばれますし、質問も沢山されます。去年の様にバタバタする年は落ち着いて学ぶ事も大変だった方もおられますが、今年戌年はどんと腰を据えて自分を豊かにしたいものであります。自分を大切にすると云うのは甘やかす事ではりません。病気をせぬ様、食事も運動も考えて行い、楽しい日を送れる様に務める事であります。ストレスは社会で生きている限り、必ず様々生じて来ますが、それを如何にして消し、逆に力に変える方策を考えればと思います。ストレスを溜めておいて良い事など一つもありません。内臓にも影響が出ますし、周囲にも暗い印象を与えます。一人一人方策は異なりますが、私の場合は普段の訓練と共に週一回行なう空手が何よりも支えになり楽しみであります。良く空手バカの様に云われますが、十三歳の頃から始めた空手が私を支え、力になり、上下関係や礼節等全てに役立って来た事を思い、あの緊張感と達成感は誠に得難いものと思っています。
 時々、私の家に学齢に満たない小さい子供が親御さんに連れられて来られます。生まれて数カ月の赤ちゃんを連れて来てくれる事もあります。その子達にパワーを与え、スクスクと育つ様、そして安定した情緒を持つ子になる様、色々話を致します。子を見ると親の生き方や情緒が解りますから、大切な一刻であります。何年も経って学校に入る頃には素直に育っていて嬉しいものです。親と云うのは、子供の為にならどんな苦労も厭わないものです。両親で明るく楽しい家庭を作り、子供が素直に優しく育つ様、そして親の背中を見て育つ大きな背中を見せられる様、毎日を大切にして戴きたいと思います。
 平成も三十年を数えました。世界的にも、また日本でも、どの様に変るか解りませんが、私共は常に真摯に朗らかに生きて行きたいと考えます。

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