子どもがお友達のおもちゃを壊してしまって

「自分がもし大切なおもちゃを壊されたら
すごく悲しい気持ちになると思う」
「だから弁償したい」
と、泣くので


次の日
一緒に友達の家に行って
気持ちを話しに行くことにしたのですが…





いざ子どもに
「さ、謝りに行こう」
というと。



「え、行くの…」という、子ども。



え、行くの…じゃないよ。
昨日あんなに泣いて
弁償したい、それか
お金を払いたいって、
言ってたじゃないー?



「…弁償しなくていいよ」
「行かなきゃダメ?」



ええーっ?!


昨日の涙は
なんだったのー?!



昨日との違いにビックリ。




いや、そりゃ
おもちゃが元々既に痛んでて
高価ではない、と聞いていたけど
(だから弁償まではしなくていいとは
私も思ってたけど)



昨日泣いて
「大人が勝手に解決しちゃダメ」って
言ってたじゃんかー!




一応、謝罪だけしに
お友達の家には行ってきました。





~~~






弁償するとかしないとか
お金を払うとか払わないとか


そういうことより


昨日の落ち込み様から一変した
子どもの様子に驚いたんです。


相手の気持ちを考えたら…って
泣いてたのはどうした?って。





あとから考えると


お友達のおもちゃを壊してしまい
悲しそうなお友達の顔を見て

子どもは
パニック状態だったのかもしれません。


だけど、
パニック状態なりの
自分の気持ちを話して

一晩寝たら!


落ち着いてしまって、
冷静になったのでしょう。


昨日、子どもが
「弁償したい」
「お金を払いたい」

と、言った時に

「そこまでしなくても…」くらいは
私も言いましたが、


「お母さん同士で話したから、これで終わり」
とか、
「済んだことはもういいから」とか


子どもの気持ちを汲むことなく
流していたら


子どもはこんなにすんなり
冷静になったのでしょうか…?



冷静になったとしても
「お母さんは話を聞いてくれない」とか
「何もわかってない」とか
「否定された」とか


後々、そういう感覚だけが
残ってしまうのかな…と
思いました。










この、

「お母さんは話を聞いてくれない」とか
「何もわかってない」とか
「否定された」とか

の感覚だけが残って大人になったのが
私です。



母は否定なんかしてなかったと言いますけど。


多分
真っ向から否定してたんじゃないと思います。
そうじゃなくて

私の気持ちは
そのまま聞いてくれることが
少なかったんでしょう。

要らぬアドバイスが余計だって
知らなかったのでしょう。




そして残念ながら
お母さんみたいになりたくない、と
思ってきたのに
子どもに同じことをしてきたもので…

本当に、
子どもにどう対応するべきか
わからなかったのですよ。

案の定、
昔、私が母に対して思った、


「お母さんは話を聞いてくれない」とか
「何もわかってない」とか
「否定された」とか


今、私が
成人した上の子に言われています…





りんご🍎

ナリ心理学認定心理アドバイザー養成講座6期卒


非ダイヤモンドで再就職した仕事が辛いとき、

古本屋さんでナリくんの著書「あなた何様?」

を発見。ナリ心理学と出会う。40代。


食べるのが遅いので普段カップラーメンは時間より早めに食べ始めます。試しにお湯を注いで30秒くらいで食べ始めたら麺の内側がボソボソでした。そして、食べるのが遅いので、ボソボソのまま伸びました。早すぎると伸びても美味しくないという、新発見でした…