みずいぼ =伝染性軟属腫(でんせんせい‐なんぞくしゅ) | ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の備忘録〜

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皮膚科専門医(皮膚診=ひふみ)です。日々の診療で患者さんたちから学んだこと、主に「肌」・「皮膚」(ときどき「推し」)をテーマに綴ります。溢れる情報に溺れそうな時代ゆえ、信頼性の高いサイトも紹介します。
必要に応じ加筆/訂正することがあります。

 

水いぼ=伝染性軟属腫(伝染性軟属腫)

 

 

水いぼ と いう名前ですが

中に水は溜まっているわけではありません。

 

柔らかくて水っぽいので「水いぼ」。

(ミズダコも柔らかくて水っぽいから水蛸というらしい)

 

主に小学校低学年ぐらいまでの、

乾燥肌(アトピー肌)の持ち主の肌に

アワ粒~ゴマ粒 ほどの大きさの

つやつや、ピカッとした乳白色 の 

ポツンとした ふくらみ が 現れます。

ときに 赤みを帯びることもあります。

 

水いぼは痒みが出る とも言われていますが、

乾燥肌からくる痒みが 少なからず影響していると思われます。

 

このふくらみの根本を 先の細いピンセットなど

で挟んで中味を押し出すと…

 

しろっぽいツルっとした丸い塊≒「水いぼウイルスの塊」

が出てきます。

少しだけ タピオカに 似ていますキラキラ

 

 

この白くて丸い塊は 

ひっかき傷や

乾燥肌の隙間 から入り込んで

新しい仲間をつぎつぎと増やしていきます。 

 

水いぼウイルスに対する 

抗体(=ウイルスを返り討ちにしてくれるもの)

ができるまでは症状を繰り返します。

つまり、いまできている水いぼを 取り除いても

抗体ができるまでは 新しい水いぼが でてくるよ

ということ。

 

抗体がつくられるまでの期間は個人差が大きく、

数か月~数年かかるようです。