イスラエルはテルアビブ空港での出国バトルを終えて、2013年5月25日の朝にトルコのイスタンブールへ
飛んでイスタンブール!
庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」を聞いてみましょう
イスタンブールの空港はいくつかあるんだけど、安いLCCのペガサス航空を使ったため中心地からかなり離れた「ギョクチェン空港」に舞い降りたミーは中心地への行き方を思案していた。
ちょうどその時、テルアビブ空港で僕に話しかけてくれた日本人の女性もいらして、コーヒーを一緒に飲むことになった。
彼女はのぶこさんというお名前で、アメリカのワシントンDCにお住まいとのこと。
アメリカは秋に行く予定だったので、もし時間があるならお会いしましょうよ!と話して、さらにカッパドキアのおすすめ気球会社もおしえてもらった。
不思議な縁は大事にすべし。
のぶこさんはこの空港からトルコ国内の東へ向かうらしい。広いトルコなら東の文化はイスタンブールとまた違うんだろうな~。山が多いみたいだけれど。
のぶこさんと別れて、さて中心街へ行こう。
バスだね。
乗り込もうとすると、
「あっちでカードを買いなさい」
む?ここでお金払って乗れないのか。
チケット売り場に行くと、バスチケットと途中で乗らないとならない船のチケットを販売していた。ネットで事前に調べていた情報より値段が上がっていて、エジプトなどを旅してきていた僕はその価格差がボラれていると思い、買うことをためらう。トルコでは交通機関のボリはないみたい。
しぶしぶカードを購入。
バスの運賃だけにした。船チケットは船着場で買ったほうが少しだけ安かったような記憶がある。
バスに一時間弱乗って行くとバスを降ろされ、船に乗ることになる。
エーゲ海のきれいなこと!!!
都市部の海って普通は緑や灰色の汚い色をしているんだけど、街並みと青空、青いエーゲ海に魅せられてしまう。
じゃあ船に乗り込みましょうかね。
出発進行!!!
船でアジア人は僕だけ。めずらしいはずなのに話しかけてくる人はいない。エジプトなんかだったら「どこへ行くんだ」「俺についてこい」などとうるさいのにそれが全くないところがトルコの洗練さを感じさせる。
中心街へ到着。
丘の家々の先にある象牙色のモスクが天に向かって背伸びしているようだ。
船着場へ降り立つと、いきなり豪華な別のモスクが待ち構えている。
テンション上がるわ!
だから焼きトウモロコシを食べた。
旅先で食べた焼きトウモロコシの歴史
インドのムンバイで食べた焼きトウモロコシ
ケニアのナイロビで食べた焼きトウモロコシ
いろんなところで焼きトウモロコシ食べてます!
イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶガラタ橋の上で結婚式をしていました。
末永くお幸せに。
さて宿に向かうのですが、エルサレムで会ったひろみちゃんのおすすめで新市街の宿にすることにした。
しかし、新市街は高台にあるので坂を登らなくてはならなかった。
睡眠不足な状態でバックパックを背負って上るのは思いのほかつらかった。
で、ここに宿泊しました。「EX TSTANBUL HOUSE」
当時は一泊千円弱だった。宿代はユーロ、トルコ通貨のリラのどちらでも支払えた。
荷物を部屋に置き、リビングへ向かうと日本人男性がいた。
「ほりけんさん」というその青年とすぐに仲良くなり、一緒に飯を食いにいく。
なんとほりけんさんは自転車でユーラシア大陸を横断しているチャリダーさんだったのだ。
旅の疲れをイスタンブールでいやしている。
日本だけとはいえ、日本一周チャリダーの僕と話が合うのは想像できると思います。
ってなわけでほりけんさんのおすすめのケバブ屋へ行き、トルコ初ケバブ!!!
ワイルドだろぉ~?
食べ方が。
ほりけんさんも!!!
ケバブを食べた後はイスタンブールに一ヶ月くらい滞在しているほりけんさんのガイドで旧市街へと向かう。
この道は新市街。
先程歩いてきたガラタ橋の周りにはイスタンブール名物の「サバサンド」屋がたくさんある。
これは船の上にあるサバサンドレストラン。波に揺られながらサバサンドを食べることができる。
ほりけんさん曰く、高いくせに味があまりよくないのだそう。船上で食べる雰囲気料が入ってるんだろね。
旧市街にあるバザールなどを徘徊する。でも写真は一切なし!買い物興味ないからね~。
そしてここ!「Tree of Life」!
イスタンブールにある有名な日本人宿だったんだけど、2013年3月22日を持って閉館したのだそうだ。(2015年3月現在はどうなっているかわかりません)
確かめに行ってみると、
店の入口に、
こんな張り紙があった。
かなり居心地のよい宿だったらしく、泊まれなくて残念。
なぜ閉めることになってしまったのか。。。
あくまでうわさですが、
「Tree of Lifeは宿屋の手続きをしていなかったらしく、当局のある担当者に袖の下を渡して見逃してもらっていた。しかし人事異動でその担当者から新しい担当者に代わり、新しい担当者が宿にさらに高額の袖の下を要求した。宿側がそれを拒否したところ、突然ガサ入れされ廃業に追い込まれた」
らしい。
あくまでうわさです。
ガサ入れのときは本当に突然で、宿泊者がいたのに「今から出て行け」と言った具合だったそうです。
そこからさらにぶらぶらして、
アヤソフィア
ブルーモスク
に来てみた。イスタンブールの名所なだけに観光客でごった返していた。
怖い話
でもしましょうかね。
ほりけんさんから
「アヤソフィアやブルーモスクの周りは注意したほうがいいです。トルコ人が話しかけてきて『日本語(または英語)を勉強しているから教えてほしい』と言ってきます。人の良い日本人は了承して教えてあげることがほとんどだと思います。ある程度話しているとトルコ人は『あなたは本当に良い人だ。お礼にお茶をごちそうさせてほしい』と誘ってきます。それについていってしまうと暴力バーやお茶屋に案内され、一杯のお茶で数万円請求されることになりますよ」
実はこれ、かなり引っかかっている人がいるようで、
キリマンジャロ登山の最中に偶然会った青年のともくんも
「イスタンブールで暴力バーに行ってしまって、高額請求された」
と話してくれたことを思い出していた。すると
「私は英語を勉強している者です。英語の勉強の手助けをしてくれませんか」と英語で書かれた紙を持ってトルコ人が話しかけてきた。
僕とほりけんさんが無視したのは言うまでもない。
歩き疲れたので帰りますか。
新市街への坂を上ってメインストリートを歩いていると、
なにやら物騒ですね。
2020年のオリンピック誘致に反対する若者とそれを抑えようとする警官隊とが睨み合っているところのようです。
五輪誘致のために森林を取り壊す計画があり、それをやめさせようと反対していた。
2013年トルコ反政府運動 ーウィキペディアよりー
現場にいた当時はなんだかよくわかってなくて大変だな~と他人事だった。
そうこうしているうちに
催涙弾!
が飛んできて、やばいやばい逃げろ!一目散に走る。
初めて催涙弾飛んでるの見たよ~。
その後、この運動はトルコ国内のいろんな場所へ飛び火していった。
幸いこの日のデモは大事にならなく、僕とほりけんさんは一緒に晩御飯を食べた。
好きな料理を取って、精算するビュッフェスタイル。
世界三大料理と言われるトルコ料理に舌鼓を打つ生活がこうして始まった。
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