お立ち寄りありがとうございます


先日レンタルDVDを借りて来ました。洋画でもと思いましたが、最近のレンタルショップは

韓国とアメリカのテレビドラマが半分近く占めていて、食指が動かないです^^;

(連続物は見る元気なないです><)

溝口健二監督・西鶴一代女を借りました。 1952年作品です。 

昔の映画って外国の映画を見ている気分になります・海外の人が日本の映画を見ているような

 二条城が立派ですね~

あらすじ 御所にお勤めする美しい「お春」は身分の低い侍と恋に落ちます。この侍?が

三船敏郎で驚き~! 三船演じる勝之助に押し切られ二人で宿屋に居る所に役人が。

お春と両親は都追放。勝之助はなんと打ち首(酷い~><) でも勝之助は心から

お春ちゃんを愛してたんですよ(´□`。) 

 三船さんといえば無頼漢の役が印象的だったけど・・・

それにしてもジェットコースター人生です。これ、今のドラマでも通じそうですよ~


お春ちゃん年表 10代 田舎で父親に親不孝とののしられながらひっそり暮らす

           10代後半 松平家のお世継ぎを産むための側室にスカウト

           20代 なんと男子を出産! お腹様として確固たる地位?と思いきや

               正妻に赤子を取り上げられ里へ帰されるヽ(;´Д`)ノ 酷い!

           20代中期 娘の玉の輿をアテにして借金をした父親に吉原に売られる

           30前? 吉原を追い出され大店に勤めるも吉原勤めがバレて追放

                扇子職人に見初められ結婚。二人で幸せに(^_^)v
  
                ダンナが外出中に強盗にあって死去。店は取られ、尼寺へ

                尼になろうと思いますが、昔の大店のダンナが懸想して、ココも

                追放(本人のせいじゃないのに~)

           30代半ば 落ちぶれて物乞い→籠に乗った若様を物陰からそっと見ます

           40代?  町外れに立つ女に堕ちます。 このままかと思いきや・・・

                松平家からご生母として呼ばれます。親子で暮らせる!と登城。

                ところが、生母の所業を隠蔽するために幽閉しようとされます。

                お城を抜け出し最後は尼として流浪するお春ちゃん(・ω・)


吉原の様子が千と千尋にそっくり!きっと宮崎監督も影響を受けたと思われます。

そして立派になった若様を物陰から見る姿が私の大好きな「ステラダラス」を思い出させて

切なすぎました・・・

戦後7年で制作したそうで、ロケ場所が枚方パークと聞いて、それもビックリ!

今ならロケに苦労しそうだけど、昔はそのまま使えたんだろうな~ 主演の田中絹代さんが

10代はちょっと無理があったかな・・・でも上品なお嬢様から娼婦まで見事に演じてました。

皆さん体型が今と全然違います。歩き方も。何て言うか・・・日本舞踊みたいで膝と腰がちょっと

低くてお尻がドッチリしていて全体的に小さい感じです。不思議です~


たまにこういう映画も面白いかも^^


昨日読んだコミック「ナナマルサンバツ」の感想も書きたいです!


ここまで読んで下さりありがとうございます