構造の見学会 | 奈良県古民家再生協会ブログ

奈良県古民家再生協会ブログ

奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会

 

先日、構造の見学会をさせていただきました。

見学会も来場される方は減りました。

新築自体がかなり減少しているので少なくなるのも致し方

の無いところです。

ましてや構造となるとなおさらです。

新築の見学会でもリフォームを検討している方が来られます。

 

このところ急に寒くなり、昨日などは奈良も吹雪でしたが、

寒いほど断熱の必要性は実感します。

断熱の仕方というか使う材料も試行錯誤をしています。

グラスウールを使ってみたり、ポリスチレン系を使ってみたり

でこれは施主さんの予算にもよります。

予算さえ許せばポリスチレン系の方がいいとは思います。

この方が自然の構造材が持つ特性、吸放湿性も生かされ、

良い環境下に置くことができます。

ウール系は防湿シートで室内と外部構造材を遮断してしまう

ので本来の特性が生かせません。

特に当社のように集成材ではなく天然の木を使う家では遮断

してしまうのはもったいない気がします。

 

これから先もさらに家は高断熱化を要求されるようになると

思います。

そうなると壁の中だけの断熱では足りなくなります。

外貼の断熱材を使い、なおかつ付加断熱として壁の中にも

断熱材を入れることになると思います。

構造材的には外貼の断熱材で済ますのが一番いいと思います。

構造材全体が空気に触れることで長持ちするでしょう。

しかし断熱材を増やせばただでさえ高騰している住宅価格が

さらに高騰することになります。

高断熱化は長い目で見ればランニングコスト、光熱費を抑

えることになるのですが初期投資はどうしても高価に感じます。