和室の四間取りです。
古民家になると六間取りなんかも普通にありますが、
四間取りの家が多いでしょうか。
わたしの実家にもありますし、実家の周りの家も
ほとんど四間取りの和室があります。
田舎ではそれが普通なのか、本家だけではなく分家でも
四間取りです。
分家の奥さんに聞いてみると「四間取りの和室の二部屋
にはここ数年入ったことがない」と言っておられました。
施主さんが要望したのか、大工さんが家はこうでないと
と言ったのか、どの集落にも一人親方の大工さんがいて
お任せみたいなところがあったようです。
現代からすると大工さんのお仕着せみたいに思いますが、
それで良かったのかもしれません。
今でこそ女性の意見が尊重されて、奥さんの意見を無視
して家を造ることはできませんが、昔は女性が家づくり
に口を出すようなことはなかったみたいです。
一度、旧家に住んでおられる年配のご夫婦の家づくり
をさせてもらったことがありますが、奥さんが今まで
「あてがいぶちの家で暮らしてきたのでどんな要望を
言ったらいいのかわからない」と言われたことがあります。
今あるものに合わせて生活されてきたんですね。
それを思うとみんな贅沢になりました。
このような和室は冠婚葬祭は自分の家でという前提で造
られています。
子供のころに親戚の家で結婚披露宴があったのを覚えています。
