仕事がら、車で走っていても道路沿いで新築工事や
リフォーム工事が行われているとつい見てしまいます。
イメージシートが掛かっていればどこの会社さんなの
かといったことも気になります。
どこの工務店さんも同じようなものかと思います。
工事自体が明らかに少なくなっていますがこのところ
よく見かけるのが建売住宅です。
土地を区画整理してまとめて数件建てられています。
ハウスメーカーも高額になりがちな注文住宅よりも
安くできる建売住宅に力を入れているようです。
10年くらい前に比べると家も小さくなってきているよう
ですが、小さな平屋の家もチラホラ見かけるようになり
ました。
10年から15年くらい前は当社も35坪くらいの2階建
が主流でした。
どこもそうだったと思います。
大体ご夫婦に子供さんが2人~3人が標準でした。
そうすると35坪くらいの家が一番暮らしやすい大きさ
でした。
ところが今は違います。
子供さんも少ない、またはおられない、そして中には
女性または男性の一人世帯になってきました。
当社もすでに一人世帯の方の家を数件施工させて
もらっています。
この傾向は当分の間続きそうです。
家が余ってきている中で新築の家を建てるのはどうか
とも思いますが誰しも新しい家がいいに決まっています。
中古住宅をもっと活用すればいいのにとは思いますが、
世帯人数がこのように少なくなってくると、大きな家は
いりません。
特に数世帯でも住めそうな広さのある古民家などは持て
余してしまいます。
となると民泊などの収益物件に変えて活用するくらいしか
ないのかもしれません。
40坪から50坪くらいの古民家とは言えない中古住宅でも
既に大きすぎるのかもしれません。