古民家も色々あります | 奈良県古民家再生協会ブログ

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奈良で古民家をお持ちの方、鑑定によるネットへの掲載や耐震・移築・解体に伴う古材の再利用をお考えの方はご相談ください。<奈良県古民家再生協会

 

古民家と言ってもみな同じようで造作や構造は同じ県内でも

地域によって違いがあります。

他府県に行くともっと違いがあります。

京都の町屋(古民家とは言わない)などは構造材はあまり大

きなものはなく華奢で繊細な造りですし、東北などは雪が積もる

のでかなり大きな木材や鉄砲曲がりと言われる極端に根元が

曲がった木材がたくさん使われています。

 

古民家の構造材は黒く煤けた丸太ばかりのように思われがち

ですが、室内に竈や囲炉裏がなければそんな色にはなりません。

通り土間や竈は農家に多いですが、街中に行くと竈や土間は

ありません。

 

リフォームするにしても構造材をなるべく見せるようにすることも

あれば隠してしまうこともあります。

 

古民家はそれぞれ地域の特性に合った造りになっています。

本来家とはそういうもので地域の大工さんや工務店がその

地域に合った家づくりをしてきました。

ところが現代ではハウスメーカーや大手ビルダーが同じような

家を全国展開しいるので地域の特色というものはなくなりました。

 

世界的にみてもこのハウスメーカーという全国どこでも家を造る

会社というのは珍しいそうです。

今では工務店もどこもよく似た家づくりをするようになって特色が

なくなってきたように感じます。

長持ちするいい家づくりよりも機能的で安価な家づくりが売れる

時代になっています。