屋根の下地 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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こちらは新築の家ですが、野地と言って屋根に

下地になるところの施工が終わりました。

当社では屋根の下地には杉の板を使っています。

屋根は家の中でも過酷な環境にさらされるところ

です。

いくらこの上を防水紙や屋根材(瓦やガルバリウム)

覆っても冬はかなり低温になりますし、夏は相当な

高温になります。

湿気もたまりやすいところです。

家の中の生活で排出される水分がこの板の裏側に

上がってきます。

合板も性能のいいものがありますが、これが繰り返

されると接着された材料は傷みます。

その点自然の木は長持ちしてくれます。

しかし、構造計算上、杉の板には構面としての強度は

ありません。

写真でお分かりのように部分的に合板を使っています。

屋根の構面の補強のためです。

当社では隠れるところもなるべく合板の類は使わない

ようにしていますが、合板でしか対応できない部分も

あります。

ルーフィング(防水紙)の施工が終わりました。

この家の屋根の仕上げは和瓦です。

変わったルーフィングですが、遮熱と通気の機能があります。

普通のルーフィングと比べると少し高価です。

しかし、後で取り替えることはできない部分です。

こちらは先日、グループのブロック会で愛知県に行った

ときに拝見させてもらった新築中の家です。

リフォームではありません。

黒く光った梁がたくさん使われていますがすべて古材です。

古材でもここまですべて真っ黒にはなりません。

焼いた上に塗装を重ねてこの色を出しているそうです。

このような家づくりもあります。