断熱対策と古民家らしさ | 奈良県古民家再生協会ブログ

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築70年くらいの古民家です。

手前の部分は増築でもう少し新しいですが。

リフォームというとほとんどの家が断熱性を高める

ために窓(サッシ)を取り替えます。

サッシもペアガラスが当たり前で、アルミ樹脂複合

サッシから樹脂サッシに替わりつつあります。

サッシにメーカーのステッカーが貼っていますが、

メーカーの回し者ではありません。

他社のサッシも扱っています。

ガラス戸が入っていたのですが、断熱サッシに取り換え

ていますが、木製の雨戸と戸袋はそのまま使います。

木製の雨戸と新しく造った戸袋です。

片方の戸袋に8本の木製雨戸が収まっていたのですが、

8本すべてを片方に寄せて収納するのが大変なので

両側に半分ずつ収納できるようにしています。

この戸袋は手間がかかりました。

 

木製の雨戸があるとすべて閉じたとき古民家らしさは残る

のですが、開放するとアルミサッシになってしまいます。

古民家らしさを残すにはガラス戸をそのまま使うのがいい

のですが、寒さ対策ができません。

木製のガラス戸でもガラスを2重にすることはできますが、

隙間をなくすことはできません。

外観も古民家らしさを残しながら断熱対策をするには内窓

を採用するのもいいかと思います。

ガラス戸の内側に樹脂サッシを取り付けることになります。

開閉が2本づつになるので手間かもしれませんが、断熱対

策はできます。

障子調の内窓でもと思いますが、縁側を隔てて和室にも障子

があるのでしつこくなりますね。

 

お客様の家ばかり断熱対策をしてきましたが、最近やっと

自宅のリフォームが終わりました。

築33年の土壁、和瓦、サッシは当然シングルガラスの家で

したが、サッシはカバー工法から、内窓、アルミ樹脂複合

サッシへの取り換えといろんな工法を試しました。

また、土壁だったので外壁の上から断熱材を貼り付ける外断熱

もしました。

まだ、冬本番ではないですが、さすがに暖かくなりました。

薪ストーブは前から使っていたのですが、10帖程度のリビング

は十分温まってもほかの部屋は寒いままでした。

 

いまでは、リビングに吹き抜けを設けていますが、LDKから2階

までほぼ温まります。

サッシや断熱材の効果はすごいと思います。

なかでも内窓(インプラス、プラマードと言われる商品)は開閉が

面倒と思われるかもしれませんが効果があるように思います。

遮音もいいですね。

先日雨が降っていることに気が付きませんでした。