造作収納か家具か | 奈良県古民家再生協会ブログ

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大工工事の完了検査に来ています。

よく造らせてもらう収納です。

ハギ材といって板材を継いでつくったカウンター材

を使って造っています。

本当は一枚板を使えばいいのですが、材料が高価

になりすぎます。

こちらも同じですが、幅30センチくらいまでなら一枚板

で対応できます。

 

収納をなんでもかんでも造っているようですが、代わり

になるもの、家具があれば別に造る必要はありません。

新築でもリフォームでも最初は持っている家具を使う

予定をしていても造作が進むにしたがって「やっぱり

あの家具は捨てるので造ってほしい」となることが多い

です。

しかし、本当にいい家具だったら捨てたりはしません。

昔ながらの家具屋さんは減っています。

需要がないからですが「よくそんな値段で造れるな」と

いった家具は売れています。

簡単に済ませるならそれでいいと思います。

安くてもよくできている家具もあります。

しかし、一生使おうという気にはならないと思います。

いい家具は材料もいいものを使っていますし、造るに

も手間がかかっています。

当然長持ちします。

しかし、これは人それぞれの価値観ですね。

いいものを永く使うか、安くても古くなれば買い変えれば

いいか それで良しとするかですね。

 

話は変わりますが、この完了検査で気が付いたのですが、

サッシが1か所だけ取り替えになっています。

歪んでしまっていて取り換えるしかなかったとのことです。

今の時代ですから、ペアガラスの断熱性のいいサッシが

入っています。

しかし、ほかのサッシは以前のまま、単板ガラスです。

これはやはりもったいないですね。

せめて内窓でもつけてほしかったですが、施主さんの希望

です。

仕方ありません。