大工棟梁検定 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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全国古民家再生協会主催で「大工棟梁検定」

という検定があります。

毎年行われていて今年で4回目を迎えます。

全国約20か所くらいの都道府県で行われています。

参加は自由です。

 

今年は奈良県でも開催されることになり、昨日

ポリテクセンター奈良で行われました。

検定には座学と実技があります。

座学においては古民家(伝統工法)における基本的

な知識の習得を、そして実技では基本的な仕口を

実際に加工して組んでもらいます。

 

105×105×1820のヒノキ材です。

この材料を使って柱と桁の継ぎ手を造ってもらいます。

現代の金物を使う方法ではなく、込み栓とクサビを使っ

て組んでもらいます。

 

実はこの並べてある木を選ぶところから検定が始まっ

ています。

何気なく、そこにある木を持っていく人、通りや曲がり

を確認し材料を選択して持っていく人。

 

そして各自、自分が使う道具、ノミ、のこぎり、鉋、金づち、

墨ツボ、墨差しなどがきれいに手入れされているかも

検定項目です。

加工に先立ち墨付けです。

間違えて鉋で削って消している人もいます。

電動工具は使えません。

ハンドドリルを使って穴をあけてもらいます。

今ではインパクトがあるのでこれを使うのは久しぶり

というか持っていない人がほとんどです。

ノミを使ってほぞ穴を仕上げています。

ほぞ穴の仕上がりも検定項目です。

これにかなり時間がかかってしまう人もいます。

縦ひきのノコギリを使っていますが、これも大変

そうです。

今では電動の丸鋸がありますから簡単ですが、いざ

ノコギリでとなると息が切れます。

やっと完成しました。

仕上がり具合が大事です。

仕口部分はしっかりと付いているか、込み栓やクサビは

しっかりと効いているかなどです。

 

無事検定終了です。

大工さんお疲れさまでした。