古民家もいろいろ | 奈良県古民家再生協会ブログ

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古民家のリフォームで解体を始めたところです。

 

こちらも同じく古民家のリフォームです。

 

使われている材料が見るからに違います。

しかし、どちらも築70年から80年の古民家です。

普通雑誌などで見る古民家というと下の家のように

黒く光った太い梁がかかっているのが古民家らしく

掲載されています。

 

これは地域柄ですね。

農家さんや庄屋さんは下の写真のように黒くて太い

曲がった丸太がよく使われています。

上の写真の家は農家さんや庄屋さんではない家です。

施工の仕方も微妙に違います。

太い丸太の梁を使った家は石場建て(石の上に柱が

立っている)で木組みで構造を支えるような造りですが、

上の写真の古民家ではコンクリートの基礎や金物が

使われていることがあります。

写真でもわかるように土壁ですが、筋違が入っています。

古民家というと筋違は使われていないように思われがち

ですが、実際は大正時代から筋違はありました。

建築基準法以前の法律に記載があります。

 

同じ奈良県でもこれだけの違いがありますから、

全国的にはもっと変わった造りの古民家があるでしょうね。