火事には強い木材 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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何をしている画像かわかりますか。

木材の耐火実験の一端で焼杉の板を造っています。

こんな板を見たことがあると思います。

表面を軽く炭化させることで腐食を防ぐ方法です。

 

杉の板を3枚、筒状ににして下から火をつけます。

板で囲まれた中では火が燃えています。

燃えていても板自体はなかなか熱くなりません。

板には水分もあれば空隙もありますから。

 

木は燃えるもの、火災に弱いものという先入観が

ありますが、「木は火には弱いが火事には強い」と

もいわれます。

板と石膏ボードの反対側を炎であぶった時の

表面温度の差です。

石膏ボードは耐火ボードともいわれますが、木の

板よりも熱くなっています。

木材の燃焼する速度は1分間に1ミリ弱程度です。

3センチあれば30分耐火してくれます。

木の扉などは火災には何の役にも立たないと思われ

がちですが、扉の厚さが1センチあれば10分程度は火

の侵入を防いでくれます。

古民家によくある木製の雨戸は、近隣の火災から火の

侵入を数分間でも防いでくれるものです。

サッシ(ガラス)は防火サッシでもない限り熱で簡単に砕

けてしまいます。

 

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