追っ掛け大栓と金輪継 | 奈良県古民家再生協会ブログ

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木造建築においては木と木を接合するときに

仕口と継手というのがあります。

仕口とは部材同士を直角につなぐ場合をいい、継手

とは同じ直線につなぐ場合をいいます。

 

なかでも梁や桁をつなぐときに使う継手に「追っ掛け大栓継」

「台持ち継」があります。

これが台持ち継です。

上棟の現場などを見ていると時々見かけると思います。

 

そしてこれが追っ掛け大栓です。

台持ち継に比べて加工がやや複雑ですが、梁の継ぎ手

としては代表的な継ぎ方です。

 

そして難しいところで金輪継という継手があります。

写真のように柱の根元が腐ったりしたときに取り換える継手

ですが、この継ぎ方は梁に使われることもあります。

こちらがその金輪継です。

ネット上で見たのですが、この追っ掛け大栓継と金輪継では

どちらが強いかをやってました。

この二つに継ぎ方をした梁材をレッカーで釣り上げて継ぎ手

部分に荷重をかける方法です。

 

代表的な追っ掛け大栓継は1400キロの加重で折れてしまい

ましたが、金輪継はまだ余裕がありました。

金輪継は楔を打ち込むことで木を密着させることができると

いう点で有利でした。

木造建築というのは筋違や合板だけではなく、接手・仕口で

強度が変わるんですね。

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